ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

脳に悪い7つの習慣 林 成之(著)

本書は数ヶ月置きに何度も読み返している。読み返す度に理解し直す。本書に書かれていることは実体験からも正しいと感じ、それを改めようとするがどうしても忘れてしまう。忘れてしまったことを本書を読み直すことで記憶しなおし、それを実践しようと思えるようになる。

本書もその方法を進めている。本書に書かれていることを実践したければ1ヶ月単位で読み直し、忘れていたことを思い出し、それを実践するようにするのだ。

本書は脳科学的なことも少し解説されているが、その部分を読み飛ばしても理解できる。とにかく脳に悪い考え方が書かれており、それを是正することでよりより体験が出来るようになる。

「コツコツと頑張る」や「嫌なことでも我慢してやる」というような日本人としては美徳として考えられていることがいかに脳に悪いかが理解できるかと思う。また、それらが自分の経験とも照らし合わせられるくらい平易な文章で書かれている。

脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)


私は本書が非常に好きで、今までにも10人以上に本書を勧めてきたが、全ての人が本書の内容を理解でき本書を実践していきたいと言っていた。本書はそれ程に内容が吸収しやすいのかと思う。

例えば本書を読む前に「脳のことなんて知っても役に立たない」と考えている方がいれば是非とも本書を読んで欲しい。押し付けるのではなく、本書はその「やる前から嫌がる」ことがいかに脳に悪いかが解説されている。解説を読めばその考えの悪さが理解できるかと思う。


本書の内容はあえて引用しない。引用し私の感想を書くと、その内容の通りに脳がレッテルを貼ってしまうのだ。

この意味が知りたければ是非とも本書を読んで欲しい。決して後悔はしないはずだ。より良い脳生をおくられることを心から祈っている。

脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

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