ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

DreamなHost、DreamHostを契約した

いやぁ、まさに夢のレンタルサーバDreamHost。存在は10年弱前から知っていましたが、当時から日本国内のレンタルサーバに比べるとバブル的なストレージ容量やDBの接続価格などまさにDreamなHostでした。だがいかんせんアメリカにあるため日本からの接続が遅く、更にはそのバブル的なサーバのために利用者がわけのわからない使い方をしておりレスポンスも遅いと言う事情から、国内のレンタルサーバVPS,クラウドサービスを現在まで使ってきました。

ですが、つい先日とあるアダルトな事情で調べてみると、さらに頭がおかしいことになっています。5年以上前からストレージ容量が500GBと実質的な無制限になっていましたが、現在はサービスとして無制限になっています。

レンタルサーバ活用ガイド

レンタルサーバ活用ガイド

ディスク容量 無制限
転送量 無制限
ホストドメイン 無制限
SSH, FTP, SFTPアカウント 無制限
Eメールアカウント 無制限
MySQL DB 無制限
OS Debian Linux

わけのわからない制限です。確かにアメリカのレンタルサーバは安いところが結構ありますが、格安のプランであれば転送量が100GBや500GBに制限されるなど転送量がネックな契約が多いです(これでもそこそこのサービスでは実質的に十分ですが)。ですがDreamHostは転送量が無制限なだけではなく、ディスク容量までもが無制限です。無制限の容量を無制限に転送できるサービス、それがDreamHostです。(正確にはディスクスペースについてはunlimited policyに従います)

DreamHostは先に書いたように今までの経験上結構遅く、結構止まります。サービスの広告としては稼働率100%として宣伝されていますが、それは予告している停止は稼働率に含まれないなど、なかなかのアメリカンテイストな過剰広告ではありますが、それでもこのスペックのサーバが実質年間60米ドル強(クーポン利用)、月間10米ドル以下で契約できるのはかなりお得です。

主要4ドメインであれば一つのドメインを無料で取得できるので、それを考えるとさらに実質50米ドル強となります。これで容量無制限は主環境ではなく、補助的な画像サーバなど色々と利用できること間違いなしです(但し遅いです)。


私はとあるアダルトな事情で海外のVPSを探していたのですが、VPS市場は日本国内がバカ安でハイスペックです。基本的に海外のサーバは転送量の制限があり高額です。例えばDreamHostのVPSは売る気があるのかと思うほどに高額です。一番安いプランでも日本国内であれば10倍程度のスペックのものが契約できる価格です。本当にさくらインターネットは偉大です。

アダルトな事情でサーバを探すのであれば、日本国内にもいくつかアダルト可能なレンタルサーバVPSがありますが、結局それらも日本国内にサーバがある以上、日本国の法律に縛られるため実質的なアダルトには向きません。NTTやいくつかの日本国内法人もアメリカのサーバにホスティングするサービスを行っている物がありましたが、結局これらもアメリカにサーバがあるものの日本の法律に則った規約になっていました。


なのでしかたなく国外のVPSを探していました。レンタルサーバではなくVPSとしている理由は単純にWSGIが動かしたいという理由です。PythonDjangoやBottleを動かそうとするとWSGI環境が必要になり、レンタルサーバではその機能がほとんど提供されていません。CGIモードで動かせばいいこともあるのですが、動作が遅くなることやデバッグのことなども考えると極力WSGIで動かしたいと重いVPSを探していました。

ですがDreamHostを調べているとホスティング(レンタルサーバ)でもPassengerに対応していることがわかりました。PassengerはRuby環境向けのものと思っているため勉強していませんでしたが、以前にPassengerでWSGIが動かせるということを見ていたためすぐに調べて動作することがわかりました。DreamHostのマニュアルにもDjangoやFlaskを動かす方法が用意されているほどです。

ということで、DreamHostレンタルサーバPython BottleをWSGIで動かすために契約を行いました。


実際に動かそうとするとかなり悩んだためそのうちに記事にしようかと思う。日本語の記事が殆どなかったため需要がないのかもしれませんが、日本語の記事がないがために使っていない方がいるかもしれません。

いやぁ、まさにDreamなHostだよ。



ちなみにアダルトアダルトと書いているのはアダルトサイトを作るわけではなく、画像投稿サイトを作ろうと思っているため比較的制限を少ないサーバを探しているというのが理由になる。日本のサーバではアダルト(ヌード)だけではなく、社会的不都合な画像やコンテンツの保存を禁止している。