ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

今年よんで感銘を受けた、役に立った、薦めたい書籍

今年は今までに219冊の本を読んだようだ。

夏の2ヶ月弱ほどは事情であまり読んでいないが平均すると週4冊。去年も大体このペースだったのでこれからもこれくらいを維持していきたい。だがここ最近は名著と呼ばれるものを読んでいるが、それが400ページだか500ページだの1000ページだのと長いので、読み上げるのにどうしても5時間、10時間、15時間とかかってしまう。今後はそういった書籍を読もうと思うので週に2冊も読み上がらないことはあるだろう。

まぁ読書は冊数を目的にすべきものではないが、読みたい本が400冊以上まだあるのである程度目標を決めて読まなければ見込みがない。その読みたい本を読むだけでも向こう2年間の予定が立ってしまうほどになる。そしてもちろんその間にも読みたい本は増え続ける。

読んだと言っても5分位で流し読みした書籍もかなりの数があるし、その間にも何度か読みなおしている書籍もあるのでまぁ結局は冊数は目安でしか無い。特に11月末から12月頭にかけては手元にあって読んでいなかった本をまとめて読まなかったのでそれが冊数を増やしているだろう。

去年の夏から読書感想文として読んだ本のリストを残しているが、これは引用したい内容がどの書籍に書かれていたことかを探すためのリストを、簡単な感想と共に公開しているものになる。これが書くのが非常に面倒くさいのだが、今までに何度かその感想から検索出来て助かっているのでまぁ今後も続けていきたい。

そして、その年で特に良かった本をまとめておけば今後に人に薦める本を探す手間が省けるのでこちらも残しておくことにする。これも1年単位ですればその年にどんな本を読んでいたのか概略がつかめるだろう。去年はこのまとめをつけていないので、今年ではなく正確には今年までに読んだ本の中から良かったものを残しておく。

経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる

経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる


以下、読書感想文をつけ始めてから今までに読んで感銘を受けた、役に立った、人に薦めたい書籍。全て読書感想文をつけているのでそのリンクを貼っておく(はてなブログには書いていないものもあるので移動先のブログに直接リンクしておく)。

書かれた順番は特に「感銘を受けた順」と言うことではない。順不同だ。書きやすい順に書いた。

世界最強の商人

なんて言ってもこれが素晴らしい。簡単には世界最強の商人として謳われた男がどのようにしてその地位、名声、売上を上げることが出来たのか。それはある巻物に書かれた内容を実践しただけに過ぎない。そしてその巻物に書かれていた内容が本書に書かれている。

タイトルに「商人」とあるし、宣伝文句にも「経営者の必読書」などとあるが、私は「商売人」ではなく「全ての人」に読んで欲しい書籍だと思っている。巻物に書かれていることは商売のためだけではなく、人が人として幸せに生きていくための方法が書かれている。

以下にカーネギーの「人を動かす」、「道は開ける」、ルータイスの「アファメーション」、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」も上げているが、本書はそれらの集大成になると私は思っている。特に「道は開ける」、「アファメーション」を読んだ方は是非とも本署を読んで欲しい。それらを読んで疑問に思ったことが本書で解決できるはずだ。

逆に言うと、もしかするとそれらを読んでいない方は本書を「胡散臭い」と感じるかも知れない。そうなれば逆にそれらを読んでから本書を読み直して欲しい。そうすればきっと本書の素晴らしさがわかるはずだ。

世界最強の商人 (角川文庫)

世界最強の商人 (角川文庫)

その後の世界最強の商人 (角川文庫)

その後の世界最強の商人 (角川文庫)

道は開ける

もちろん同じくカーネギーの「人を動かす」も同じように感銘を受けたが、「人を動かす」より前にまずは自分を動かす、自分を変えなければならないという理由から本書を上げる。何度も言うが、本書と合わせて「人を動かす」にも感銘を受けたし、そもそもに「人を動かす」を読んでから本書を読むことで、「まずは自分を変えなければならない」と思った次第だ。

本書は「勝手に道は開ける」と言う意味ではない。簡単に言えば「心配せずにそのとおりに行動すれば道は開ける」ということだ。これもまた「胡散臭い」と感じるかも知れないが理由は単純になる。結局の所、多くの人は「それを願っている」、「そうならないかと思っている」、「心配している」だけで、実際にそれが希望する通りになるように行動をしていない。

たとえばピクニックに行こうとしているとして、「明日雨ならピクニックに行けない。雨ふらないでくれ。」と心配しても、願っても仕方がないことだ。自分が変えられないことは心配しても仕方がない。無駄だ。であれば、「雨ならボーリングに行こう」とでも別の行動を考えるほうが前向きであるし、それであれば明日雨が振っても絶望することはない。そもそもボーリングに行くも目的は達成されるだろう。

これはあらゆる場面に当てはまる。「交際を申し込んで断られたらどうしよう」、「子どもを海に連れて行って溺れたらどうしよう」、「スキーに行って骨折したらどうだろう」。人間はあらゆる場面で有りもしない妄想をいだき、その最悪の場面を考えて恐怖し思い悩む。これは「真に恐るべきは恐怖そのもの」にも書いた。

本書を読めばこれらの悩みを前向きに変えることが出来、行動し、それによって目標に近づき、それを達成することが出来るだろう。

道は開ける 新装版

道は開ける 新装版

新訳 道は開ける (角川文庫)

新訳 道は開ける (角川文庫)

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

アファメーション

ルータイスは有名になるが、知らない人もいるだろう。苫米地英人も有名になるが、知らない人もいるだろう。これらの人の偉業については是非とも調べて欲しい。ルータイスについては日本語では中々情報が見つからないが、苫米地英人については数々の偉業が見つかるだろう。「オウム真理教信者の洗脳を解いた人」、「中島知子の洗脳鑑定をした人」というだけでもある程度はわかってもらえるかと思う。

その偉人二人の考えの集大成が本書になる。「道は開ける」にも書いたが、結局はどのようなことでも環境を変えることは出来ない。環境とは自分が行動した結果であり、自分を変えれば環境は変わっていく。「変える」ではなく「変わっていく」のだ。その自分を変える、自分とどう向き合うか、自分とどう対話するかというのが本書の目的である。

とにかく悩みがあれば、目標があれば、自分を変えたいと思えば本書を読んで欲しい。

本書を読みその問いかけ方法がわからなければ是非とも「世界最強の商人」を読んで欲しい。

アファメーション

アファメーション

「言葉」があなたの人生を決める

「言葉」があなたの人生を決める

7つの習慣

世界最強の商人」にもあるが、人間は「悪い習慣」をすぐに身につけ、その悪い習慣の奴隷に成り下がってしまう。人間は習慣に支配されている。

その「悪い習慣」を「良い習慣」にするための書籍が本書だ。ここまでに上げた書籍もそうであるが、まずは本書も「自分を変える」ところから始まる。それが1つめから3つ目までの習慣だ。その習慣があれば4つめから6つめの周りを変える習慣が出来上がる。

人間は習慣の奴隷であるが、どうせ奴隷になるのであれば「悪い習慣」ではなく「良い習慣」の奴隷になることを誰しも望むことだろう。その良い習慣のベースが本書には書かれている。「良い習慣」というのも難しいことはない。確かに習慣を変えるのは難しい。「悪い習慣」から「良い習慣」に変えるのは大変だろう。

だがその習慣が身につけばそれを維持することは難しくない。それが「習慣」と言ういうものだ。「勉強する習慣」、「読書する習慣」、「人を褒める習慣」どれも素晴らしいものだ。その習慣の原点が本書にはあるだろう。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

まんがでわかる 7つの習慣

まんがでわかる 7つの習慣

自分の小さな「箱」から脱出する方法

これも今思う自己啓発書の一部だったのかも知れない。

とにかく人間は「箱」に閉じこもっている。「環境が悪い」と文句を言い、自分はその中でも努力しているつもりになっているだろう。だが実際はその環境は自分が創りだしたものであり、自分がそれをやらない言い訳としてその環境を自ら望み、自らその環境に入り込んでいるのだ。

人間は嘘を吐く、そしてその嘘をきっかけにまた別の嘘を吐く。その嘘を正当化するためにドンドンと嘘が生み出され、その嘘を事実そするために有りもしない標的を攻撃し始めるのだ。嘘を信じない人の悪口を言ったことは誰しもあるだろう。最初は自分が嘘をついて悪いと理解しているのだが、それがエスカレートするといつの間にか人が悪いと決め付け本心からそう思い込んでしまう。嘘をつき続けると、それが自分の中で事実に変換されてしまうのだ。

このような経験がない人は居ないだろう。もし無いと思い込んでいる人がいればもっとまずい。それは知らず知らずのうちに当たり前に成り、その攻撃すらも正当化の結果になってしまっているのだ。それに気付くためにも是非とも本書を読んで欲しい。

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 156人 クリック: 3,495回
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実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法

実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャー・インスティチュート・ジャパン監修
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2008/02/21
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余った傘はありません

鳥居みゆきには参った。本書を読むまでにもその発想の素晴らしさには何度も驚かされていた。そして本書を読み更に驚いた。鳥居みゆきは発想が違う。単に人と違う発想をしているのではない。それらにはどれもきちんとしたつながりが有るのだ。鳥居みゆきはすごく頭がいいだろう。

それは本書を読んですぐにわかった。本書より前にも「夜にはずっと深い夜を」を書いており、これも素晴らしいが、これは短篇集になるためその繋がりがわかりづらい。だが本書は連載をまとめたものになるので繋がりが非常にわかりやすいだろう。

純文学が好きな人も、読み物が好きな人も、小説が好きな人も、本書はどのような読書好きも楽しめる書籍かと思う。私はホラーが苦手たために吐き気を催しながら読み進めたが、一般の人は私のようにはならないかと思う。

だがその吐き気すらも押し通して先を読みたいと思えるほどの魅力が本書にはある。是非とも鳥居みゆきには今後も文章を書くことを期待したい。

余った傘はありません

余った傘はありません

夜にはずっと深い夜を

夜にはずっと深い夜を

夜にはずっと深い夜を (幻冬舎文庫)

夜にはずっと深い夜を (幻冬舎文庫)

元素はどうしてできたのか

一つ毛色の違う書籍にはなるが、本書の扱う「元素」はどのようなものにも当てはまる。「思考」についても、「物質」についても全ては元素から発生しているものなのだ。本書はその元素をテーマに、「元素とはなにか」、「どのようにしてできるのか」、「どのようにして作るのか」と言うことが書かれている。

本書を読み知識として付けておけば、多くの科学的書籍の基礎を学んだものとして他の書籍も読むことが出来るだろう。また昨今話題の「放射能」についても元素がベースになるため、本書を読んでおけばそれらについての正しい理解も深まる。全ての始まりが元素であり、全ての終わりも元素なのだ。

本書の魅力はまさにその「全ての基本」がわかるというところだろうか。

放射性物質の正体 (PHPサイエンス・ワールド新書)

放射性物質の正体 (PHPサイエンス・ワールド新書)

医の倫理

医療情報技師の資格を取る際にいくつかの書籍を読んだ。試験内容としては医療情報 医学・医療編のテキストが非常に役に立ち、それに書かれた内容は全ての人が知っておいて欲しい知識となる。

だが本書は「知識」としてではなく、「倫理」として理解しておいて欲しい内容だ。例えば「民主主義」は素晴らしいと思っている人も多いだろう。この国も民主主義で代表が選ばれ運営されている。これを批判する人はこの国には多くないだろう。他国にしても「独裁国家」は批判され「民主主義」が望まれるものだと私は理解している。

だがこの民主主義は全てにおいて正しいのだろうか。人権、これも民主主義の結果において左右されるものだろうか。日本国憲法第14条には「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」とある。

民主主義が全てにおいて正しいとすれば、「死刑」というものは簡単に行えるようになるだろう。そして、この憲法を無視し、多くの罪人が死刑とされるのが現実だろう。

たしかに民主主義は素晴らしい。だが人権は民主主義で判断されるべきものではないし、「医」もそれらに置いて平等でなければならない。本書には宗教に関わる医療についてなど、様々な視点で医の倫理が書かれている。是非とも一読しておいて損はないものだろう。いや、一読しておくことを期待したい。

医の倫理―ミニ事典

医の倫理―ミニ事典

「捨てる!」技術

私は高校の頃にこれを読んだだろうか。それまで私の部屋は「ゴミ屋敷よろしく」の状態であった。何も捨てられない。私は強迫性障害であるが、それ故にものを捨てるのがとにかく心配なのだ。「捨てて必要になったらどうしよう」、「いるものだったらどうしよう」、「捨てることによって誰かが困ったらどうだろう」。とにかく色々な不測の事態を考えてしまい物が捨てられなかった。ものを持っている事自体が安心感を生むのだ。

だが本書を読み、それらを捨てる覚悟が出来た。確かに捨てるのは勇気がいるが、本書にはその基準が明白に書かれている。それに従うだけで良い。確かに素直に従えずに結局は残してしまったものもある。だがしかし、大半の物は捨てた。私の持ち物は1/5程度になっただろう。

世間では「収納法」や「整理法」などと謳われているがそんなものは無駄であると断定できる。収納するためにも、整理するためにも新たな道具を購入するのだ。結局それらはその収納用具の宣伝販売本でしかない。捨てることでしか自体は解決しないのだ。これは「捨てる」にも書いた。

とにかく物で困っている方は本書を読んで欲しい。考え方が変わることは間違いないだろう。

新装・増補版 「捨てる!」技術 (宝島社新書)

新装・増補版 「捨てる!」技術 (宝島社新書)

「捨てる!」技術 (宝島社新書)

「捨てる!」技術 (宝島社新書)

もう一度「捨てる!」技術 (宝島社文庫)

もう一度「捨てる!」技術 (宝島社文庫)

頭にガツンと一撃

私達は学校教育の中で「一つの答えを探しだす方法」を教えこまれている。「答えは一つ」だと洗脳されているのだ。だが実際には答えはいくつもある。いくつもの答えがあるにも関わらず、一つを探しだした時点で他の答えを探し出すことをやめてしまっているのだ。そもそもに「一つの答えを探した」時点で、他の選択肢は全て不正解と決め込んでしまうのだ。

「答えを一つに絞るための言い訳を考えだす能力を発揮している」とも言えるだろう。

本書はそのような教育を受けた私達の頭にガツンと一撃を与えてくれる書籍だ。是非ともガツンと一撃貰い、凝り固まった頭の頭を柔軟にして欲しい。考えなくてもわかるだろう。いくつもの答えの中から自分がその解答を選べるのであればそれは幸せなことだ。

頭にガツンと一撃

頭にガツンと一撃

眠れる心を一蹴り―創造能力を開発する愉快なトレーニング

眠れる心を一蹴り―創造能力を開発する愉快なトレーニング

「考える力」をつける本

「考える力」と聞いて、ほとんどの人は「そんなもの持っている」と思っているだろう。いや、あなた達は考えていないのだ。教え込まれたことを思い出し、それを当てはめ、そのように行動しているだけだ。本書はそのような人々に「考える力」を付けさせるための書籍だ。

考えていないあなた達に、考える力をくれる。必読書だろう。

「考えている」と多くの場面で聞くことがあるが、結局その行動は当たり障りのないものだろう。本当にいくら考えたとしても、その考えの通りに行動しなければそれは考えなかったのと全く同じなのだ。結局その行動が考えた結果にしかならないのだ。

頭にガツンと一撃」もそうだが、是非とも皆様には考える力を付けて欲しい。

脳に悪い7つの習慣

私は本書と出会って考え方が変わった。私はそれまでは何をするにも「これは難しい」と思っていた。とにかく何事も「難しい」と決めつけていたのだ。そして実際にやってみてまた「難しい」と思っていた。

だがこれは当然だったのだ。人間は「思ったとおりに行動する」、「思った通りの結果を期待する」。脳がそれを実現してくれるのだ。例えば実際には簡単なことであったとしても、「難しい」と思い込めば、脳がそれを現実にしてくれる。簡単なことでも難しくしてくれるのだ。のだ

簡単には催眠術を思い浮かべればいいだろう。身体が固く柔軟性がないと思っている人も、催眠術を書けることでそれまでとは比べ物がならないほど身体が柔軟に曲がる。膝が痛くて歩けないと言っていた人たちが歩き出す。「道は開ける」にも多く引用されていたが、外科的な疾病に見える多くは精神的なものが原因となっているのだ。

とにかくあなたが普段している考えは、ほとんどがあなたの足を引っ張るものになるだろう。本書を読み、脳に悪い習慣を知り、その習慣を直し、これも「良い習慣」として欲しい。これまでに上げた書籍の多くが、この習慣を現実世界に当てはめたものになる。

脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

突然、僕は殺人犯にされた

インターネット利用者の全てに読んで欲しい。特に本書でも上げられている2ちゃんねる利用者になるが、それ以外でも現在は多くの場所で罵詈雑言が書き続けられている。どうしてインターネットで人はそこまで攻撃的になるのか。根拠のない妄想をいだき、それを相手に押し付ける。普段生活の中で使ったことのないほどの言葉で人を罵る。

あなたはそれを愉快に思っているかも知れないが、言われた方は溜まったものではない。あなたからしたら何気ないことなのかも知れないが、言われた側はそれにどれほどの恐怖を感じているか。あなたはそれを面白おかしく思っているのかも知れない。その思考の過程が人を殺していることに気づいていないのだ。

インターネット利用者の多くは、殺人予備軍の方たちになるだろう。そしてそれに気づいていない人ばかりだ。是非とも本書を読み、その自分の怖さに気がついて欲しい。本当に本書を読み考えて欲しい。このヤバさに是非とも気付いて欲しい。


以上に成る。

13冊のうち半分程度が自己啓発書の類のものになったが、どれも名著と呼ばれるものばかりだ。私は売れているものはあまり読まないようにと決めていたが、最近この考えが変わってきた。やはり多くの人がいいというものにはその名声たる理由があるのだ。食わず嫌いは良くない。

これからは名著を多く読んでいこうと思う。現在読んでいない書籍が300冊ほど溜まっているが、まずはこれらを読んでからと思っているがどうなるだろうか。古の哲学者は多くの思考結果を残してくれている。現代の凝り固まった思考過程では生み出されるとは到底思えないものばかりだ。

うーん。来年はそういった書籍が多くなるのだろうか。