ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

2014-12-16から1日間の記事一覧

モノを探す時間

先の「捨てる」にも書いたが、物を探している時間というのは非常に膨大なものと成る。例えば本棚のネジが緩んでいたので締めようとしたが、ドライバーが見つからずに一時間探したという経験はないだろうか。そして見つからずに100円均一にでも買いに行った経…

IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣 原尻 淳一(著), 小山 龍介(著)

先に読んだ「整理HACKS!」よりも前に出版されていたのが本書になる。前書が「環境の改善」をターゲットにされたものであり、本書が「思考の改善」をターゲットにされたものであろう。前書のように本書にも私は大きな影響を受けた。今では習慣となっている「…

整理HACKS!―1分でスッキリする整理のコツと習慣 小山 龍介(著)

発売当時に本書を読んで驚いた。私の生活がどれだけ効率が悪いのかと。どれだけ効率が悪く生きようとしているのかと。本書に書かれていることが全て実践できるわけでも無いし、私に関係ないことも多々ある。むしろ半分程度は関係のないことだ。本書の内容は…

名刺なんていらない

たまにイベントなんかに参加すると、一緒に参加した人が「名刺を○○枚貰った」「今回は○○枚しかもらえなかった」等と言うのを耳にすることがある。更に「上司から○○枚以上もらってこい」とハッパをかけられてイベントに参加している人もいるようだ。ビジネス…

捨てる

前の記事に少し書いたが、私はすぐに物を捨てる。いらないと思ったらもちろんのこと、捨てるかどうか悩んでもそのまま捨てる。悩むということは捨てる可能性もあるということなので捨てても問題はないということだ。捨ててはいけないものであれば悩むことは…

分類

「分類」と「整理」は同じ言葉と考えられているかも知れない。だが、分類ができていれば「整理」が出来ているのだろうか。およそ「整理」の目的は「探しやすくする」と言うことで、「整理整頓」の「整頓」は「見た目を綺麗に整える」と言うことだろう。だが…

卓上の乱雑さ

机の上に書類があるとしても、それがまとめられずにいくつもむき出しの状態で置かれているか、それとも紙を重ねてポンポンと一端を揃えて置かれているのとでは、ほとんどの方は後者を「整理されている」「片づけられている」と考えるだろう。図解 ミスが少な…

甘い物は脳に悪い 笠井 奈津子(著)

「疲れたら甘いものを食べる」。こう考えている人が多いだろう。これは大いなる間違いだ。単なる思い込みでしか無い。本書にはその理由が説明されている。著者は栄養士、食事カウンセラーとしてのその経験と、医学的知識を持って解説されている。何も甘いも…

ヒトはどうして死ぬのか―死の遺伝子の謎 田沼 靖一(著)

面白い。全体的にはアポトーシスの話になる。アポトーシスとは言葉を聞いたことがある方も多いと思うが、簡単に言えば細胞の自殺だ。自分の寿命を決めて自殺していく。司令塔の指示のまま自殺していく。本書にはそれがなぜ必要で、アポトーシスがおこらない…

科学は不確かだ! リチャード・P. ファインマン (著), 大貫 昌子 (翻訳)

久しぶりに読むリチャードファイマンの書籍。ファインマンの書籍は読む度に「頭がいい人」というものに驚かされる。本書はファインマンの講演を書籍化したものだが、よくもまぁこのような内容を講演で話すことが出来るなという物に成る。書籍としてもファイ…

ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか 保木 邦仁(著), 渡辺 明(著)

以前に「コンピュータVSプロ棋士」を購入した際に一緒に購入していたが中々読まずに居た。時間が開いたために前書の内容をあまり覚えては居ないが、前書と比べると本書は「将棋ソフト開発の裏側」と言う面が少し強いかと思う。著者の一人である保木邦仁は将…