SC-02Cの画面焼けがどいひー
「発売から2年以上経過している端末を槍玉に上げて恥ずかしくないのか」と思われるかもしれないが、こんなにひどいものだとは思わなかった。
まるで10年前のボーリング場。
画面焼けとは最近のヤングたちにはわからないかもしれないが、今は昔、テレビの上に猫が住んでいた時代の出来事。テレビやディスプレイにブラウン管と言う機械が使われていると、同じ画面を表示させ続けると、ブラウン管がその画面を覚えてしまうことがあった。
覚えてしまうと忘れることはなく、別の画面に切り替えても前の画面がうっすら表示され続けてしまう。
だがこれはテレビやモニタが液晶に切り替わることで解決されたのだが、一度忘れられた問題は新たな問題として浮上する。後発の有機ELで画面焼け問題が再発したのである。
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原理などは割愛するが、有機ELは仕組み的に画面焼け、焼き付きが起こる様子。最近の技術革新で高価な有機ELパネルは画面焼けし難いように作られているようだが、安価なパネルはそうもいかず、20時間程度で画面焼けをするものもあるとのこと。
これでは有機ELはスマートフォンには向かないと言わざるを得ない。テレビでは10時間以上も同じ画面が表示されることは無いので問題はないが、PCやスマートフォンは同じ画面を10時間以上表示することがある。Windowsで言うところのタスクバーやAndroidで言うところのステータスバーは、フルスクリーン表示しない限り常に表示されている。
有機ELパネルの焼き付きは素子の劣化が原因のため、一度焼き付くとそれを解消する手段はない。
そんなこんなで、タイトル通り手元のスマートフォン、SAMSUNGのGALAXY SII(SC-02C)に画面の焼き付きが起こっている。この端末に限らず、SAMSUNGのスマートフォンに使われている有機ELパネルは全体的に安価な物が使われているようで、ほとんどの機種で焼き付きが起こっているとのこと。
この端末は中古で手に入れたため、元のオーナーがどのように使っていたかはわからないが、焼き付き方が少々酷い。
ステータスバーの焼き付きならわからないでもないが、ソフトウェアキーボードが焼き付いている。
ステータスバーも当たり前に焼き付いている。
前のオーナーは時刻を12時間表示にしていたようで、かつ、12時から24時の使用が多かったようだ。規則正しく生活している。
画面の焼き付きだけでここまで推理できてしまう。
画面の焼き付きを経験していない方はこの画像程度では気にならないかと思われるかもしれないが、焼き付きの起こった端末で動画を見ていると、焼き付いている部位が色が薄く妙に明るく見えてしまう。フルスクリーンで単一の色を見てもグラデーションに見えるほどに。
このように安価な有機ELパネルは焼き付きが持病みたいなもので、スマートフォンはコストダウンのために安価な有機ELパネルを使っているようなので、スマートフォンで動画を見ることが多い方は液晶パネルのものを選ぶのがいいかと思う。
有機ELのほうがスペック値が高く最初は綺麗かもしれないが、焼き付きが起こる危険性が高い。
中古にも気をつけろ!!
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