ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

App Storeのアイコン、サムネイル、画像が表示されない

Macを初めて使った時から問題が出ていたのだが、App Storeがクソ頻繁にクラッシュする。その度にレポートを送っているのだが、まともに使えたことは無い。とにかく検索したらクラッシュする。

「"今の"Macは安定している」とはよく聞くが、少なくとも使い始めて1週間程度の私の環境では安定していない。「安定している」と言われている人も「今の」というように、昔はひどかった。漢字Talkの時代なんて、単一アプリケーション専用機として使う以外に道がなかったほどに不安定だった。すぐに爆弾マークが出る。その爆弾マークは本当に爆弾でデータを吹き飛ばしてくれる。

再起動後にMacのお目目がバッテンになった日には、こちらのお先がバッテンだ。

Apple Magic Trackpad MC380J/A

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たしかにその時代から比べると安定しているかもしれないが、現代のPC生活としては「安定している」とは思えない。エディタを使っているくらいではクラッシュしないが、いくつかのアプリケーションで長時間作業しているとクラッシュすることがある。Adobe等が典型的。

これはOSではなくアプリケーションの責任だと思うが、そのアプリケーションがOSに組み込まれているアプリケーションならどうだろう。そうなるとそれは広義の意味のOSになる。そのOSが不安定極まりない。

上にも書いたが、App Storeが頻繁にクラッシュする。一時期は検索をすると100%クラッシュしていた。検索する以外にアプリケーションを探す術がないが、MacのアプリケーションはApp Storeから探すことになっているので、それが使えないとアプリケーションを追加できない。

最近は「App Storeを起動した直後に検索してはいけない」という回避策を身につけたので、クラッシュすることは少なくなり、検索してアプリケーションのインストールが問題なくできるようになってきたのだが、クラッシュしないで検索結果が返って来てもこの有り様。

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App Store内のすべての画像が表示されない。サムネイル以外にも、アプリケーションの画像が表示されない。これは困った。
サムネイルがなくても説明文からアプリケーションを探すことはできるが、アイコンで判断できるアプリケーションを探すのには骨が折れる。

検索できることになった嬉しさでこのまましばらく使っていたのだが、慣れとは恐ろしいもので、この画像が表示されないことにも不満が積もってきた。なんとかして画像を表示させたい。

アプリケーションのバグや、画像配信サーバの停止もあるかもしれないと思って調べてみると、同様の症状の方が結構いることを知った。公式サポートコミュニティの「App Store の画像が表示されない」に数多くのユーザが問題を報告している。

画像が取得できない原因

この問題の原因を調べてみると、以下で問題の再現性が高いことがわかった。

  1. Mac OS X 10.8 以降であること
  2. ルータがNECAtermであること

1.はOSにインストールされている固有のアプリケーションのバージョンの問題になるのかと思う。(ただしこれは、たまたま報告ユーザが全員10.8ユーザだっただけかもしれない)
2.は疑わしい原因であるが、ルータをLogitec製のものに変更すると確かに画像が表示されるようになった。

原因は分かったが、OSのバージョンを下げて問題を回避するわけにも、App Storeの画像のためにルータを変える訳にはいかないので原因を調べていた。
すると、問題はDNSが原因になるようだ。詳しい原因はわからないが、DNSMacOS側に設定することで問題を解決することができた。

解決策

DNSが原因ということなので、DNSMacOSに設定すればいい。これはAterm側のDNSを変更しても解決するわけではなく、MacOSDNSを変更しなければ解決することはできなかった。

以下手順。

システム環境設定を開く

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システム環境設定からネットワークを開く

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ネットワークインターフェイスの詳細から「DNS」タブを開く

LANケーブルをMacにつないでいる方は「Ethernet」の右下の詳細、無線LANでつないでいる方は「Wi-Fi」の右下の詳細を選択する。(以下は有線LANを選択した画面)

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DNSを追加する

DNSタブを開くと、グレーアウトした文字で「192.168.0.1」や「192.168.1.1」という文字が入っているかと思うがこれを変更する。「DNSサーバ」の欄の左下にある「+」を選択して、「8.8.8.8」と入力する。
この「8.8.8.8」はみんな大好きGoogleDNSで非常に高速であるため、AppStoreに問題がない場合でもこれを使っておけばインターネッツの表示が早くなる。
DNSが何かわからない方にはこの数字を入れるのを不安に思うかもしれないが、「8.8.8.8の検索結果」から、安心性を確認していただきたい。

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これで設定は完了。「OK」を押して画面を戻れば、次回以降はApp Storeでサムネイルや画像、アイコンが表示されるようになる。

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