ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

会社を退職した

このブログは退職(解雇)の経緯を残して置くことを目的として始めたが、ブログを始めてから早2ヶ月経つ。そして退職日を迎えて退職が完了した。

会社解散に先立ち私達従業員は解雇されたが、これまでの記録の通りO社長にはこの2ヶ月間会うことが出来ず直接話を聞くことは出来なかった。解雇手続きについては全て労務士と代理人で片付けられた。この2ヶ月間の質問メールにも返事をもらえていない。電話を貰えるように頼んだがそれも実現されなかった。実際に会社が解散がされるかどうかもわからない。
だがもう私は従業員では無くなった。これからは会社に対する質問もできない。もう会社とは関係ないのだ。

社員を適正に辞めさせる法

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今までの記事は会社についての不平や不満、愚痴を書いていたかもしれない。読まれた方にどのような捉え方をされるかはわからないが、私は記録のつもりでいた。私はO社長のもとで働けたこと、会社に雇用いただけたことを今でも感謝している。

プログラミングやWebサイト制作以外の仕事を探そうと考えていたが、O社長のおかげでまたその道に進むことが出来た。また、これからもその道に進みたいと思えるようになった。O社長に出会えたおかげで切り開けた道もある。本当に感謝している。この言葉を直接伝えたかったがそのチャンスを頂くことは出来なかった。
この内容をメールにてO社長に送ったが、返事も貰うことは出来なかった。O社長は私を雇用したこと、会社を立ち上げたことを後悔しているかもしれない。私にはそれがわからない。だが私は本当に今も感謝している。

1年半ほどの期間であったが、その間にプログラミングのことやデザインのこと、経営のこと、対人関係のこと。O社長と会社、他の従業員からは色々なことを学べた。1年半で会社を解散に追いやってしまったことは、社会一般から見れば不適合に思われるかもしれないが、私はそこから多くのことを学べた。それを糧にこれから進んでいくことがO社長への恩返しになると信じてそう進んでいきたいと思う。

今後私は会社とも、O社長とも関わることは無いかと思う。O社長からは退職した現在も連絡がなく、他の従業員宛にも無いようだ。私が望んでもO社長が望まない。


O社長より社内情報を公開する許可を得ていたが、従業員で無くなった以上、それらについては現在公開している内容以外に書くことができない。この記事が会社について最後の記事になるかと思う。私が従業員であったことの最後の記録。


ありがとうございました。


それでは、訴えさせていただきます―大解雇時代を生き抜く (角川SSC新書)

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社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方

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