SC-02C CyanogenMod 10.2 NIGHTLYを更新 - ゴミ箱の中のメモ帳

先日の記事「SC-02CのファームウェアをCyanogenMod 10.2に変更」でSC-02Cに「CyanogenMod 10.2 NIGHTLY 20130915」をインストールした記事を書いた。

これはRCどころかベータよりも前のナイトリービルドのものなので常用端末にインストールするには安定性を心配していたが、現在まで10日間使って一度もクラッシュしたことはなく、それどころか非常に安定して問題なく使えている。公式の4.0.3は1日に数度固まることがあり、常用できないことはないもののしんどいところがあったが、CyanogenMod 10.2はナイトリービルドでも全く問題なく使えているので、このままナイトリービルドを追い続けることにした。(ナイトリービルドは非常に不安定なバージョンが紛れ込む危険性もあるので注意が必要)

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ということなので、今回は「CyanogenMod 10.2 NIGHTLY 20130924」をインストールすることにした。20130915でも数日前にCyanogenModアカウント機能が追加されたと書いたが、それから10日しか立っていない現在までも大きな変更がいくつか入っている。

まず、CyanogenModプロジェクトが提供しているOS自体の変更ではないが、CyanogenModプロジェクトが700万ドルの資金調達をしてプロジェクトが法人化されることになったようだ。財経新聞のカスタマイズされたAndroidを提供するCyanogenMod、資金調達して法人化によると、その資金はインストーラの改良に当てられるとのこと。

この法人化にあたり、ライセンスに摩擦が生じたとのことでCyanogenModにビルドインされていたカメラアプリのFocalがビルドから除かれた。20130915のビルドインアプリの中ではFocalのみがクラッシュしていたし特に使わなかったので私には関係ないが、カメラアプリが二つ入っている必要もなかったので丁度いいとも思っている。Focalは現在GooglePlayにてFocal(Beta)として公開されている。今までFocalを使っていた方もこちらで問題なくインストールできる(かと思う)。

また、先の記事ではRCとなっていた「CyanogenMod 10.1.3」も先日無事にリリースされた。

このように1週間単位で大きな変更があることは安定志向には望まれることではないかもしれないが、それ程に活発に開発がされており、企業化したことでより前進が考えられる。初回のインストールが手間ではあったが、資金調達でインストーラの改良がされると言うことなので今後のユーザ増加にも期待できるところかと思う。

このようなグッドニュースが続いたので、10.1.3がリリースされた同じ時期としてSC-02Cにインストールしている10.2ナイトリーもアップデートすることにした。

これまでの経験でカスタムファームウェアの更新は手動でのファームウェアの焼き直しが必要かと思っていたのだがCyanogenModは違った。通常のアップデートのように設定画面からダウンロードし、更新すれば自動的にアップデートされる。これには驚いた。
これであれば、CyanogenModは一度焼き込めばそれ以後は端末のみでアップデートを行なっていける。これには本当に驚いた。今までこのような経験はなかった。それ程に優れたカスタムファームウェアだ。CyanogenModというOSの使いやすさもあるので、今後も端末を購入することがあればCyanogenModをインストールしていきたい。CyanogenModが優れている点は今後記事にしたい。

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