ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

喫煙者への偏見

この記事は単なる私の「偏見」です。私の「偏見」を記録に残しておくというのも変ですが、反対の意見があれば「偏見」を変えるチャンスだと思い書きます。この文章を読んでくださった方に喫煙者がいれば是非とも感想を欲しいですし、他の非喫煙者の方からも意見があれば欲しいです。その意見のために私はこの記事を書いています。

私の仲のいい人に喫煙者はいません。もしくは、私が気がつかないような空き時間のみに吸うような喫煙者であるため、喫煙者の気持ちを深く聞いたことはありません。よって「喫煙」という気持ちを上辺でしか理解しておりません。その私が見る世間の喫煙者への偏見です。

読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)

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私の身の回りにも喫煙者はいます。ですが、「お前はタバコを吸うから馬鹿だ」と言えるような仲のいい人にはいません。その身の回りの喫煙者を見ていていくつか思っていることがあります。

  • 喫煙者は仕事ができない
  • 喫煙者は我慢ができない
  • 喫煙者は汚い

いきなりこれだけを聞くと喫煙者の方からは即反論があるかもしれませんが、それぞれの項目について私の考えや経験を書きます。

喫煙者は仕事ができない

これは私は非常に多く感じている。

休憩ばかりする

まず喫煙者は休憩ばかりする。「タバコが吸いたい」から休憩する。仕事中に休憩したらいけないわけではない。「私は」仕事中に休憩するし、休憩してもいいと思っている。だが、喫煙者は「休憩」の為に休憩するのではなく、「タバコを吸う」為に休憩する。休憩とは別に「タバコ休憩」をする。業務の合間の休憩であれば数分だが、タバコ休憩は数十分戻ってこないこともザラにある。喫煙室でコーヒーを飲みながらスマートフォンでなんやらピコピコして戻ってこない。同僚がいれば業務と全く関係のない話をして戻ってこない。
1日4回タバコ休憩に行き、1回15分だとすれば1日60分もタバコ休憩を取っていることになる。業務時間の1/8をサボっている。

「喫煙所で仕事がスムーズに行く」という言い訳をよくみるが、私はそれを感じたことがない。その証拠に半分以上の上司は非喫煙者になるし、喫煙者の同僚が昇進に有利になっているとも感じたこともない。むしろ仕事ができない分昇進は遅いと感じている。喫煙する上司の部下には喫煙者が多いのは、それは仲間を集めようとしているだけとしか感じられない。もしくは喫煙所で仲良くなった私情で手元に置いておきたいだけだろう。

「タバコを吸わなければ集中できない。」、「タバコを吸うことで集中できる」、「タバコ休憩でコミュニケーションを取っている」と言い出すかもしれないが、それはさらに別の問題になる。

タバコで気がそれると集中できない

「タバコを吸うことで集中できる」というが、非喫煙者はタバコを吸わなくても集中して作業している。同じ集中力であれば、1日1時間も長く非喫煙者の方が仕事ができる。

しかし本当に集中できるのであれば喫煙もいいかもしれない。だが、タバコを吸いに行くまでに非常に気が散っているはずだ。

  1. タバコを吸いたいと思う
  2. 身の回りでタバコを吸いに行っている奴がいないか確認する
  3. 上司や嫌いな同僚がいれば、そいつらが帰ってくるまで待つ
  4. もしくは、一人で吸いに行くのが嫌なら喫煙する部下や同僚を誘う

このようにしてタバコを吸いに行くはずだ(喫煙者に聞いたところによる)。だが、こうであれば周りを確認する時間や、上司が戻ってくるのを待つ時間はろくな業務をしないはずだ。単に暇つぶし程度に入力の確認をする程度であろう。別の人間を誘うのであればもっとたちが悪い。私も何度も喫煙者が部下を誘っているのを確認している。行くのなら自分一人で行けばいい。他の集中して業務をしている人間の邪魔をするな。

人間は作業に集中するまでには時間がかかる。席についても、作業するファイルを開いて、どこまで作業していたか確認し、そこからどのように作業するか考え、実際に作業を行うはずだ。席を離れる回数が増えれば必然とこの回数も増える。トイレ休憩のような短時間であれば、直前の作業内容ははっきり覚えているかもしれないが、煙草休憩に20分も席を離れては直前の作業や、それまでに考えていた作業プロセスをはっきり覚えているとは考えづらい。ましてや、煙草休憩中に同僚と馬鹿話をしては短期記憶はそちらに入れ替わってしまっている。

イライラして仕事ができない

「タバコを吸わないとイライラする」というが、仕事中に自分勝手にイライラされては困る。外的要因があってイライラするのは仕方ないかもしれないが、自分が喫煙者であるがためにタバコを吸わないとイライラするのは自分勝手過ぎる。同僚が「宝くじを買ったが外れた。1万円無駄にしたと思うと今日一日仕事をする気になれない」と言う人間がいたらどう思うか。「知らんがな、お前のせえやろ。働け。」と思うのではないだろうか。私はそう思う。もし「イライラして働けない」のであれば今日一日休んで欲しい。そんなイライラで八つ当たりなんてされればたまったもんじゃない。

また、自社内でのデスク作業であればイライラしても作業効率が落ちるだけで済むが、客先や接客をしている人間がこのようにイライラするのではまともな仕事ができない。むしろ会社にデメリットを与えてしまう。大口の商談であれば数時間かかることもあるし、何人かの接客をたてつづけに行うと数時間連続で客前に立つこともある。その際にタバコが吸えないこでイライラしてしまえば仕事が雑になってしまう。また、「速く切り上げたい」という気持ちや、その際の感情でサービス品質にばらつきが出てしまう。その「喫煙を我慢していた」時に私が接客されてはたまったもんじゃないと感じる。

喫煙者は我慢ができない

上の「仕事ができない」と重なる部分が多いが、「我慢ができないから仕事ができない」と言い変えられるかもしれない。

タバコを吸わないことに我慢できない

私は自分では経験していないが、喫煙者はタバコを吸わなければ「イライラ」するようだ。イライラすることがあっても我慢して仕事をすればいいのだが、「喫煙者」という人たちはそれが我慢ができない。ヘビースモーカーと呼ばれる1日どころか、2時間もタバコを我慢できない人が同僚にいたこともある。どのような重要な会議であっても、タバコが吸いたいが為に嘘をついてでも席を離れる。

客先で会ってもタバコを吸いたいが為に速く切り上げようとする。我慢できずに業務よりもタバコを吸うことを重要視する。

中毒だと言い訳する

「中毒だから我慢できない」と言い訳をする人がいるが、中毒にしたのは自分の責任だ。誰もあなたに中毒になる事を望んでも強制してもいない。どんな人にでもタバコを吸い始めるきっかけがあったはずだ。吸い始めから中毒になるまでの間に中毒にならないように自制できたはずだ。中毒になってからでも、自制で喫煙を辞めれたはずだ。だが、それをしない。試みたとしても諦めて喫煙を続ける。我慢できていないのだ。

とくに、「中毒」と自覚しているのであれば、それを自制して「中毒」を抜け出す努力をしなければいけないはずだ。

快楽を優先する

タバコを吸いたくてタバコを吸う原因は、「快楽を優先」した結果になると思う。欲望と言うのは人間誰しもあるが、人間はそれらの欲望を抑えながら生きている。だが喫煙者はその快楽を優先してしまう。

禁煙出来ない

私の身の回りの喫煙者に聞くと、大半が一度「禁煙」をしている。だが、我慢できずにすぐに吸ってしまったという事。電子タバコのようなものを導入してもタバコに戻ってしまうようだ。これは、「一度決めた」ことを実現出来なかったことになる。

仕事でも何でも大きな事を目指せば「苦しみ」がある。快楽のみの「目標」などほとんど無い。資格を取りたいと思えば、半年間寝る間や遊ぶ暇を惜しんで勉強するかもしれない。昇進したいと思えば、がむしゃらに仕事をするはずだ。それらには苦痛を伴うが、目標に達するためにそれらを我慢して進むはずだ。だが「禁煙」を目指したにもかかわらず「欲」に負けて目標を投げてしまったのだ。

喫煙者は汚い

これも実感として感じている。喫煙者は「タバコ臭い」といわるが、その匂いは私は特に気にしない。たしかに臭いとは思うが、自分も年をとれば加齢臭を出すようになるし、香水をつけてるババアのほうがもっと臭い。ワキガやなんらかの病気の人だっている。その点は喫煙者以外も匂いを発しているので持ちつもたれつだと思っている。

タバコの匂いよりは香水をやめて欲しい。私は匂いに敏感なようで、香水の匂いがいい匂いだと思わない。芳香剤も同じく臭いとしか思えない。

灰をそこら中に捨てる

最近は携帯灰皿を持ち歩いている人が多いが、携帯灰皿は火を消すときやタバコを捨てる時のみ使う人が多い。車内で吸っていたとしても窓から灰を捨てるし、外の喫煙所なら灰皿が目の前にあるのに、人がそこに入ればそのまま地面に落とす。

目の前で道にゴミを捨てている人が居てもどうも思わないのだろうか。

そこら中にフィルターを捨てる

灰ならまだしも、フィルターまで道に捨てる人をしょっちゅう見る。その場に投げ捨てる人もいれば、溝に投げ捨てる人もいる。捨てる場所が無かったら自分のポケットにでも入れろと思うのだが、道に捨てる方を選ぶようだ。これこそ本当にゴミを道端に捨てている。

私の知り合いに喫煙者のお坊さんがいるのだが、その人が溝にフィルターを捨てているところを見て唖然とした。これも私の偏見だが、お坊さんはそのようなことをしない人だと思っていた。喫煙という行為は、そのような作法ですら狂わしてしまうのだろうか。

周りの迷惑を考えない

タバコの匂いは気にしないと書いたが、匂い自体は気にしなくてもタバコの煙自体は気にする。ご飯を食べてる時にタバコを吸いたがるが、あれはやめて欲しい。「タバコ吸っていいですか?」と聞かれるが、上司が部下に確認して「ダメだ」と言えるはずがない。これは世間で言うパワハラに当たると感じる。しかも健康を害するのであればひどいものだ。

もし「ダメだ」といわれたら、喫煙者はどうするのだろうか。教えて欲しい。「吸わない」というのであれば、非喫煙者のことに気を使って最初から吸わなければいいし、「外に行って吸う」というのであれば、それも最初からそうすればいい。拒否されることは想定しておらず、「俺は確認してきちんと許可を得て吸っている」と常識人振りたいが為に聞いているようにしか思えない。
その証拠に、全面禁煙の料亭に行けばタバコを吸えないことの文句を言うし、居酒屋でも禁煙時間があれば店員に文句を言い出す。「その場で吸える」ことを前提にしているとしか思えない。


私の偏見をたらたらと書いたが、喫煙者の皆々様に私が言いたいのはこれ。

お前の横で俺が発煙筒を焚いても文句を言うな。

発煙筒からは有毒的なガスが出るかもしれないが、お前のタバコからも出ている。臭いかもしれないが、お前のタバコも臭い。危ないかもしれないが、タバコも危ない。
「タバコとは危険度が違う」というかもしれないが、タバコがない状態とある状態でも危険度が違う。大小の問題にするな。


これらは喫煙者のことについて書きましたが、「喫煙者」というくくりが書きやすかっただけで色々な面でも同様なことが書けます。ですが、「○○な奴らも同じくサボってるだろ」と言う文句を言う前に、自分に思い当たるフシがあるのであればそれを改善する。そうして欲しいです。

不平を言う前に行動しろ。それが言いたいのです。


私は喫煙者以上に仕事をサボっているかもしれないが、自分のことを棚にあげて書いてみただけです。怒らないで下さい。ごめんなさい。

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