ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

情報は集めるな! 指南役(著)

やっべーよ。おもしれーよ。

この人の本は面白い。言える。この人の本は面白い。言い切れる。

本書を読み、著者(指南役)の書籍を全て読みたいと思った。手に取った時に著者の名前に「ふざけてるな」と思ったものの買ってよかった。いや、読めてよかった。この場を借りて謝りたい「変な名前」と思ってすみませんでした。

本書は情報の波に飲まれている人。ブックマークが溢れている方や、デスクトップにファイルが溢れている人、古い雑誌を保存し続けている人々に読んで欲しい。

本当に面白い。本書を読めば著者の実践している方法がいかに効率的かがわかるかと思う。その証拠にそれを実践して書かれている本書が面白いのだから信じざるを得ない。

本書を読み影響された。私も情報は溜めない。

情報は集めるな!

情報は集めるな!


本書はいわゆる「情報整理」系の書籍ではない。その逆だ。そもそもに「情報を集めるな」と言う内容になる。情報を手元に集めるとその情報が溢れ、その中から調べることは一時情報を集めるよりも時間がかかるというものになる。

たしかにこれは納得だ。私もWebブラウザのブックマークは潤沢にあるが、ブックマークからアクセスすることなんて極わずかだ。ブックマークを選択するくらいなら、Googleで検索してアクセスしたほうが早い。

この結果から本書の言ってるところの、「情報を集めると情報に飲み込まれる」ということが自分の経験から理解できた。そもそも、現在の世の中の情報は集めるにしては量が多すぎ、集めている間に「仕事のために集める」のではなく、「集めることが仕事」になってしまっている。

また、本書は本書の目的である「情報」についての話だけではなく、その繋ぎの話も非常に面白い。著者の蓄えてきた知識と、「情報と溜めない」と言う著者の考えの賜物かと思う。おもしろい。


是非とも著者の言うところの「集めない」生活をしていきたい。

いやぁ素晴らしい本だ。


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