日商簿記3級完全理解 - ゴミ箱の中のメモ帳

最近ずっと書いている「簿記」の勉強のテキストとして本書を読んだ。

序盤は何の説明もなく新しい用語が出てきたり勝手に仕分けが進んでいたりして「このテキスト大丈夫か」と思う部分もあったが、読み進めるに連れて理解しやすかった。他のテキストにあるような挿絵がなく、図も必要最低限しか無いので無駄な文章を読まずに済むのがいい。

また、挿絵が少ない文それらが文章で説明されているので、その分理解がしやすかったのかもしれない。簿記2級の検定を受験するのだが、簿記2級のテキストは本書の出版社から出ているものを買おうかと考えている(既に購入しているテキストがあるのが問題だが)。

本書は問題集が別冊として出ているので、本書の参考問題は最低限で、それに合わせた参考問題や、模擬試験を行いたい場合はそちらを購入する必要がある。
その文、おまけに付いている模擬試験とは違い内容の濃いものになっているかと思う。

日商簿記3級完全理解【6訂版】

作者: ダイエックス簿記試験対策プロジェクト
出版社/メーカー: ダイエックス出版
発売日: 2013/10/28
メディア: Kindle版
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本書で学習した後に別の書籍(スッキリわかる日商簿記3級)の模擬試験を解いてみたが、私の理解では間違えた部分はあったものの全てについて問題を理解することが出来た。テキストに付いている参考問題や模擬試験は、その書籍の内容からしかでないことが多いので別のテキストの模擬試験を行なってみたのだが、その模擬試験の内容も理解できるという事は本書は簿記3級の網羅的なテキストなのかと思う。

他のテキストを読んだわけではないが、模擬試験をやって見る限りでは本書だけの学習でも問題ないのかもしれない。あとは問題を探し、問題を解いてみればいいかと思う。

本書は参考問題も含め1日3時間ほど5日で終了することが出来た。本書で勉強すれば簿記3級を1週間で合格できるのかと思う(もちろん個人差あり)。

いやぁ、簿記2級は3級の3倍ほどの難易度のようだが、試験日までに学習が間に合うかどうか・・。