会社清算 完了しないまま手を離しました

前回の記事からあまり日が経っていませんし、最後に書いた「次に前職の記事を書くとなればそれが最後になるかと思う。それが清算登記を済ませたという連絡でありたい。」ではない記事になります。

前職の会社に会社清算まできちんと関わってくるつもりでしたが、本日を持って前職の会社について完全に手を離すことになりました。それが決まったので最後の記事としておきます。

「解散・清算の実務」完全解説―法律・会計・税務のすべて

これまでの流れを簡単にまとめておく。入社前の業務については()書きで書いておく。

2011年7月	前職の取引先の社長とたまたま食事会で会い、社長「何してる？」、私「無職です」、社長「雇うよ」。この流れから会社を新規に会社を起ち上げることになる。
2011年10月	(会社起ち上げ費用として、デザイナーズサイトの製作)
2012年1月	(事務所契約、機材購入費用としてスポーツ選手公式、携帯電話キャリア公認サイト製作(3ヶ月))
2012年2月	会社起ち上げ。
2012年3月	(デザイナ雇用費用として葬祭会社Webサイトの製作)
2012年4月	入社
2012年8月	退職を考え出す
2012年12月	退職を決めるが、社長より今後1年の売上目標を定め、その目標に達しなければ会社解散との通告を受けたため、残り1年働くことを決意。目標に達したとしても退職することを決める(未告知)。
2013年5月	社長が考えたサービスを作るも、営業を行わず今年度総売上0円。あまりにもひどいため、私が全ての計画を見直し、営業計画と売上計画を作り提出。
2013年6月	計画が全て無視される。改めて退職を考える。
2013年7月初旬	現在までも売上が0円のため、全員(3人)で打ち合わせを行うと、そこで社長より「来年2月に解散する」と言う表明。
2013年7月中旬	身内の葬式のために大阪に帰省中にメールにて「解散を10月に決めたので、解雇します」と言うメール。
2013年8月	解雇通告のメールから一度も社長は姿を表さず連絡が取れず。事務所の撤収処理や機材の処分をメールでの連絡後勝手に行う。
2013年9月	解雇
2013年10月	清算登記の確認ができないためメールで確認。「手続きをまだしてません」の返事。何度も催促すると「11月には解散する」との連絡
2013年11月	清算登記の確認ができないためメールで確認。これもしつこく催促すると「明日する」との返事。この内容で初めて、会社清算の手続きについて理解していないことが発覚する。手続きを進めてもらい清算株式会社となる。
2014年1月	清算登記の確認が出来ず、またまた確認。「費用の支払いをしていないので処理が進められていない」との返事。

ココまでが今までの流れになる。金銭的な内容も含めて公開してもいいのだが、趣旨とは異なるので今回はしない(もちろん許可は受けてます)。

そしてここからが今回の内容になるのだが、「費用を払っていない」とのことなので私が肩代わりしてでも処理を進めて欲しい旨の連絡をすると処理が進むことに。

そしてまた新たな事実が発覚。「売上目標に達成できる見込みが無いので早倒しで解散」というのが建前であったはずだが、私が売り上げ計画に入れていた業務を社長個人が会社と関係なく請負っていたということ。

上にある入社前の給与はずっと未払いであったし、在職中の備品、消耗品購入費の100万円程度も未払いであった。入社前に行った業務の売上は合計で500万円以上あり、さらにその社長個人で行った業務も500万円程度の売上がある見込みであった(これらの売上は会社と関わりがないため確認できず)。

この内容から9月での解雇は不当であったと考えそれを連絡したのだが、「スッキリするように言え」との返事。

もうココで社長と関わるのが嫌になった。そして「であれば、会社の作業や手続きを行うのではなく、今後はO社長が私に会うのを望まないように、私もO社長に会って話し会うことを諦める。」として、前職との関わりを一切終えることにした。

まとめれば内容は簡単なのだが、電話には出ることはなく、メールでのやり取りをこちらからは数十通送っているのでこのような複雑な流れとなっている(そのうち返事があるのは1/10程だが)。

ということで、今後前職との関わりはなくなるため、今後は一切書くことはないかと思う。仕事の関係で前職の登記を確認することがあれば、その時に初めて清算が完了していることをしり、そのことの連絡のみ記事を書くかも知れない。

疲れた。

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