ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

たった2時間の学びで仕事は好転する 松尾 昭仁(著)

この手の本はインチキクサイものが多く、書籍の内容も「本書の続きや詳しいことが知りたければセミナーに来て下さい」のような宣伝本が多い。本書もセミナーの宣伝的な内容の記載はあるがそのような強制的な誘導をしておらず、本書ではそのような誘導セミナーに注意喚起を行なっているほどになる。

やはりこの手の本は少々胡散臭いところも多いが、書かれていることは至極当然でこのような読書感想文を書くことも憚れる内容となっている。

本書では、私がこのように読書感想文を書いていることや、文句ばかりいい、言い訳をし行動しないことについての弊害を説明してくださっている。

是非とも本書に書かれていることを実践しいきたい。著者もそれを願っている。著者のセミナー情報を追い、長崎近隣に来ることがあれば参加したいと思える内容であった。

たった2時間の学びで仕事は好転する

たった2時間の学びで仕事は好転する


私は昔から「セミナーに参加するくらいなら同様の本を読んだほうが時間もコストもかからない」と考えていたが、プログラミングの勉強会やカンファレンスに参加することでその考えは変わっていった。

実際にそのような場に参加すると、同様の目標の人間が集まっている場であるため刺激になり、さらにはそこで人脈が繋がることがあればその後のプログラミング環境も劇的に変わる。


著者はこの考えをベースにセミナーを開き、そこでそのような体験をして欲しいと考えているようだ。私のような考えを持っていた人に対して本書でその考えのまずさと、実際に行動することの大切さを伝えている。

セミナーに参加すれば、参考になる部分もあれば自分は既に知っていた内容もあるはずだ。そこで「少ししか参考にならなかった」と考えるのではなく、参考になる部分が少しでもあったのであればセミナーに参加する意味があったのだ。読書も同様で1冊の中から1行でも参考になる部分があればその書籍を読んだ意味がある。

その参考になった部分が少ないと言い訳を並べるのではなく、参考になった部分を実行に移していくことで成長に繋がる。「セミナーに参加しても為にならない」と言う人は、このように実行に移さずに次々にセミナーに参加しているからにほかならない。

セミナーでも読書でも人との会話でも参考になる部分があったらそれを実行に移していかなければならない。それを実行に移した人たちが今成功しているのだ。

著者の別の書籍も読んでみようと思う。


買わない宝くじは当たらない。行動しなければ変わらない。

これを肝に生きて行きたい。

コンサルタントになっていきなり年収650万円を稼ぐ法

コンサルタントになっていきなり年収650万円を稼ぐ法

できる人は満員電車に乗らない

できる人は満員電車に乗らない