ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

パイロット 万年筆 カスタム ヘリテイジ92を修理に出した

パイロット 万年筆 カスタム ヘリテイジ92 B(太字) 透明ブラック」でヘリテイジ92を貰ったことを書いた。そしてその記事の中で「尾栓下部に液体が侵入していること」、「ペン先に難があること」を不具合の可能性があると書いた。

だがこの万年筆はAmazonほしい物リストから貰ったものなのでAmazonマーケットプレイス出品者へ修理に出すことは難しい。納品書はあるためそこからなんとか修理を依頼することも出来るかも知れないが、それは手間が掛かりそうなので販売業者を経由せずにパイロットに直接問い合わせを出していた。

そうすると先週末(21日)にやっと一度目の返事を貰うことが出来た。問合せを出したのが16日であるため、問合せの返事を貰うまでに5営業日かかったことになる。忙しい時期であれば仕方がないが、今の時期でそこまで時間がかかるのは少し不信感を抱いてしまう。そしてその極めつけに、「何度か電話しましたが出られないようでした」というメールがあったが一度も電話がかかってきていない。

その「電話がかかってきていない」と言う事と、修理の対応方法を確認するメールを23日に送ると25日に電話がかかってきた。電話がかかってきたという事は私の問合せ文に記入した電話番号は間違っていないことになる。そして、かかってきた電話は修理対応の返事であり、「電話番号を間違えていた」というような理由については全く触れられることはなかった。多分、マニュアルとして電話を書けることになっているが電話をせずにそのままフォーマットのメールを送ったのであろう。

腕時計メーカはSEIKOが好きだがSEIKOのサポートも品質が悪い。私の好きなメーカは「製品」は素晴らしいのだがこういったサポートの品質が悪くどうしても不信感を抱いてしまう。こういったサポートをきちんとしてもらえると「ずっと使っていきたいメーカ」になるのだがどうも残念に思ってしまう。

パイロット 万年筆 カスタムヘリテイジ92 FKVH15SRSNCFM 中細字

パイロット 万年筆 カスタムヘリテイジ92 FKVH15SRSNCFM 中細字


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まず尾栓下部の液体の侵入については「品質的な問題も考えられる」ということで「確認対応」となった。本来であれば購入店から修理窓口経由で送付することになるのだが、店舗で購入したわけではないので店舗に預けるのは悪く、送料は私持ちになるがパイロットに直接送ることになった。販売店を経由しなければその分早く対応してもらえることになる。

次にペン先についてはこちらも「確認対応」となり、Bはペン先が幅広いため筆記角度の問題かも知れないため不具合がない場合は調整してもらえるという事になった。その調整は本来筆記姿勢を見てもらい調整してもらうのだが、直接見てもらうことはできないため筆記時の写真を送付し、その写真から対応してもらえるようになった。これはありがたい。

先にサポートの対応が悪いと書いたが、こういった対応をしてもらえるのは嬉しい。ペンドクターグループの方が直接対応してくださっているようだし遅延はあったものの的確なサポートをしていただいている。この対応方法は素晴らしいと感じた。

ちなみにアンケートハガキを見ると発送の有効期限が平成25年となっている。と言う事はこのヘリテイジ92は数年前のものなのかも知れない。その経年の保存環境が悪く、内部グリスの偏りなどが起きた可能性もある。これについてはパイロットからの返事を待つしか無い。


本日修理に発送したばかりなのでパイロットに万年筆が届くのは来週月曜日、そこから確認し調整してもらうのに1週間程度掛かるとして返送されるのは最短でも再来週になるかと思う。返送されるか、もしくはなにか進展があったら記事にしていこうと思う。こういった対応をしてもらえるという記事は探しても見つけることが出来なかった。

但し、この対応は保証書に記載があるように「1万円以上の万年筆」という限定があるかも知れない。確かに1000円のカクノや3000円のコクーンでこの対応をしていたら確実な赤字になってしまう。


そしてこのヘリテイジが修理されてきたら万年筆は細字(パーカー75)と太字(ヘリテイジ92)の二本になる。昨日の「パーカー 75を自分で研いでみた」にも書いたが万年筆を修理に出している間がかなり難儀することになるので、もう一本か二本欲しいと考えている。


ジャスタスかエラボーかフォルカン型、どれか欲しい。うーむ。悩む。

パイロット 万年筆 コクーン チタン 細字 FCO-3SR-TI-F

パイロット 万年筆 コクーン チタン 細字 FCO-3SR-TI-F