ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

Ubuntu 14.04 DailyBuildをインストールした

今までUbuntuLinux 12.04のリリースから2年ほど12.04を利用してきた。だが時代の流れでパッケージがどうしても古くなり、npmなどインストーラとして機能しないレベルにまで古くなってしまっている。

本来であれば14.04がリリースされたらすぐにでもインストールして使うのだが、まだ2ヶ月近くも先になる。だがそれまで待てないほどに不自由してしまっている。PPAパッケージを使っているのだがそれもどうもエラーが出るようになり悲しい日々を送っている。


ということで、3月10日付の14.04のデイリービルドをインストールした。パーティション攻勢を変更するとエラーでインストーラがクラッシュしてしまったが、変更せずにそのままインストーラに従うと問題なくインストールできた。数日後にUIFreezが入ることだし、これからドンドンと安定していくはずだ。そう願いたい。

インストール自体は問題なくできても2年というハイテクの進歩は早く、いくつかの点で今現在も解決できていないことがある。まず、Mozcの使い方がわからない。調べてみると13.10からIMの仕様が変更になったようで、12.04の時のようなibusの設定からは変更ができないようだ。なので現在はデフォルトのままAnthyを利用している。だがEmacsでしかほとんど日本語を入力しないので、emacs-mozcで問題ない。キーボードのキー設定の方法も見つけることができなかった。Dropboxを設定する際にstartupを設定するメニューがなくなっていたが、メニューから検索すると「Startup Applications」というアプリケーションが見つかった。

さらにメニューが今までと違い、Mac風の固定位置から、Windows風のウインドウ表示に変更することもできるようになったようだ。いろいろと変更点があるようだが、ほとんどデフォルトで使うのであまり変更箇所がわかっていないかもしれない。


利用しているうちに不便なことが出れば記事にしていこうと思う。

とりあえずインストールから5時間ほど使っているが今のところ不便なことはない。Emacsも24が使えるし便利だ。残念なことはPythonが3に完全移行していないということだろう。UbuntuがPython3に完全移行しなければ私も移行できないんだ。

ちなみに、先乗りリースから64bit版が推奨パッケージに移行しているようなので始めて64ビット版を入れてみた。とくに何も変わらない。メモリを使うコードも書かないし、この恩赦を享受する機会はないだろう。


本日から私はUbuntuLinux 14.04ユーザだ。いやぁ、楽しいな。

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