ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

アフィカスの何が悪いの

またまた新しい言葉を知った。「アフィカス」。これは本来の意味は無いので造語だ。「アフィリエイトで利益を上げているカス」と言うことらしい。

ものすごい疑問だ。アフィリエイトで利益を上げて何が悪いのか。

なぜアフィリエイトがダメで、GoogleやYahoo、Bing、YouTubeニコニコ動画がいいのかわからない。その用語が利用されている「2ちゃんねる」すらなぜ問題ないのかがわからない。アフィリエイトサイトは有益な情報を発信しているにも関わらず、それらの場は情報を提供していない。掲載しているだけだ。

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アフィリエイトで収益を上げている人間のどこが悪いのか?心からこの理由を教えてほしい。「アフィカス」と言っている人間は是非ともコメントで説明してほしい。

アフィリエイトで利益を上げている人間にしても、他の商売で利益を上げている人間にしても同じだ。「ルールの上で利益を上げている」ことに他ならない。「2ちゃんねるの転載禁止で職を失った人の話」でも書いたが、ルールが変われば職を失う可能性もある。だが、ルールの上で稼いでいるのであるからそれを批判する理由はない。

特にアフィリエイトサードパーティに用意されている市場だ。その市場を利用して稼いでいるに過ぎない。利用者を批判するのであれば、それを提供している側を批判すべきである。

アフィリエイトには労力がかからない?

アフィリエイトサイトを作っている人間には労力がいらないというのは全くの嘘だ。先の「2ちゃんねるの転載禁止で職を失った人の話」にもあるように、2ちゃんねるまとめサイトであったとしても「記事をまとめる」という手間がかかる。その手間は「プログラミング」の知識などで軽減することはできるが「全自動」ではないので労力がかかる。もし「全自動」でまとめサイトを作るプログラムを書いたとしても、その「プログラムを書く労力」は必要だ。

人の情報を使って儲けている?

人の情報を使ってはなぜいけないのか。その情報は「使っていい」から使っているのであって、使ってダメな情報なら使えない。もし「使ってはいけない情報」を使っているサイトがあれば「アフィカス」と騒ぐのではなくてその問題を指摘すべきだ。「著作権違反」であれば削除要請を出すべきだ。批判している場合ではない。

使っていい情報であれば使うのは当たり前ではないだろうか。このブログ記事にしても、はてなブログを使っていいから使っているのであり、使ってはダメなのであれば使えない。そういうことだ。使っていいから使っている。先から例に出している2ちゃんねるにしても、転載が許されていたからまとめとして使っていたにほかならない。


そもそも、人の情報を使っていることが悪なのであれば、GoogleやYahoo等の検索サイトは人が作ったWebサイトを表示し儲けている。YouTubeニコニコ動画は他人がアップロードした動画を掲載して儲けている。2ちゃんねるは更にひどく、書き込みの著作権を全て帰属させ、その内容を使い、権利を販売して儲けている。

これらが許容されるのにもかかわらずまとめサイトアフィリエイトサイトを批判している人間の頭の悪さには驚愕する。

需要があるから利益が上がっている

先から2ちゃんねるまとめサイトを例に出しているのでその例をつかうとすると、まとめサイトは「2ちゃんねるよりも読みやすい」という理由からアクセスがあり、その需要からアクセスが増え、それに伴ってアフィリエイトや広告収入が期待できるのにほかならない。読みにくいまとめサイトであれば需要はなくアクセスがあがらず利益もない。

まとめサイト以外のアフィリエイトサイトも同じだ。検索や広告からアクセスがあり、そのサイトの情報が有用であるからそこから購入されるのだ。このシステムのどこに問題があるのであろうか。

需要があるから提供され、そこから利益を上げる。一般的な商業モデルではないだろうか。



だがたしかに、私もアフィカスと言いたくなるような人間も多数いるのは確かだ。私の周りにも数多くアフィリエイトで生活をしている人間はいる。それらの人間の大半はまっとうな方法で利益を上げているのだが、一部のユーザは利益欲しさに利益の追求に暴走しているのも確かだ。

例えば上に書いたような「商品紹介サイト」や「まとめサイト」のような有益な情報を発信しているサイトは問題ない。だが、アフィリエイト生活を紹介している書籍やサイトの多くが、「数に物を言わせた利益モデル」を採用している。

これは数万や数十万のサイトを作り、それらから相互にリンクやワード共有をすることで互いの重要性を上げるという方法になる。例えば10万サイト作れば1サイト1円の利益でも10万円の利益が上がるし、それらから全てリンクされていれば重要なサイトと検索エンジンに判断されるという寸法になる。

これは本当にカスのような利益の上げ方だと思っているがルールの上で問題がない以上文句を言うところではない。既存のブログサービスを使っている場合は規約違反の可能性は高いが、自サイトであれば全く問題はない。



このようにアフィリエイトでいくら儲けていようと全く「カス」ではない。いたってまっとうな商業モデルでしかないのだ。

ルールに従い真っ当な方法で利益を上げている人間に対して「カス」と言う人間が「カス」であることだけは確かだ。

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