不謹慎って何なんだよ
不謹慎ってなんなの?おまえの自己満足?世間体?
今、地震や津波、原発のことをネタにして笑いをとれば不謹慎らしい。なぜ?なんでダメなの?
こう質問すると、「当たり前」や、「大勢の人が死んでいるのに、それを笑いのネタにするなんて頭がおかしい」と言う回答をもらえた。
これはなんの答えにもなっていない。人が死ぬなど人類が生まれてからずっと続いてきたことだ。それをネタにして何が悪いのか。
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それに「今」ネタにしたら不謹慎らしいが、それまでは別になんの問題もなかった。実際にそれらをネタにしたコントや漫才、笑い話を見たことがある。それらは批判されることはなく、なぜ「今」はダメなのだろうか。過去にも阪神・淡路大震災や新潟県中越地震と地震は起こったし、スマトラ沖地震での津波など、大きな地震があればそれに伴う津波は何度もあった。チェルノブイリやスリーマイルなどの原発事故も何度もあった。
だが今回の東北地方太平洋沖地震が起きてからというもの、それらは全て「不謹慎」と言われるようになった。理由は何なのであろうか。今までにこの言葉を口にした人に是非とも答えていただきたい。
人が死んだことを笑いのネタにしてならないのであれば、大雨や日照りで死んだ人もいれば海はもちろんプールでも死んだ人はおり、スキーで死んだ人も、山登りで死んだ人も、睡眠中に死んだ人もいる。これら全てについてネタにしてはいけないのだろうか。「それは極論」と言い出すバカもいるかもしれないが、なぜ極論なのか。東北地方太平洋沖地震はだめで、スキーがいい理由を教えてほしい。その千引は何なのか?死者数?死傷者数?もし100人と千引したとすれば99人と100人の違いは何だ?1人と100人の違いは何だ?
不謹慎というのであればそれら全てについてそう言ってほしい。喫茶店でコーヒーを飲みながら話すのももちろん不謹慎だ。コーヒー農家で死んでいった人々や、現在も奴隷のように扱われている人たちはいる。フェアトレードというがそんなものほとんど意味を成していない。
今でも戦争をするゲームや、人や動物を殺すゲームは平然と公の場で販売されている。あなたもその経済活動の恩恵を受けているはずだ。
だが今、地震や津波で人を殺すゲームを作ったら大バッシング大会のはずだ。地震で人を殺すゲームと、銃で人を撃ち殺すゲーム。何が違うのか。
なぜ今現在戦争ゲームを批判していないのに、地震のゲームを批判しようと思うのか理由を教えてほしい。理由があればでいいが……。
結局のところ、不謹慎と言っている自分が知的、素敵、人のことを考えていると思い込みそう言っているだけではないだろうか。
戦争ゲームの販売をやめさせることが出来るのであれば、今現在の自分の財産を全て捧げられるであろうか。
結局、あなたの「不謹慎」とは言葉で言うだけのレベルだ。
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