ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

放送大学の「入学者の集い」に参加してきた

昨日(4月6日)に放送大学 長崎学習センターで「入学者の集い」的なものがあったので参加してきた。

結果から言うと、参加することにそれほどの必要性はない。手続き的なものもなく、事務的な作業といえば学生証の受け取り程度になる。入学許可証の提示で学生証を受け取れる。

その他は全て説明的なものになるため、学生の栞などを読んでおけば把握しているものになる。

内容としては、卒業の挨拶的なものがあり、その後に入学者の集い、オリエンテーション、図書館利用ガイダンスになる。

中卒・中退・不登校 誰でもイキナリ大学生―放送大学/通信制大学“特修生制度”活用法

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入学者の集いは学校スタッフによる挨拶と紹介、オリエンテーション放送大学の説明、図書館利用ガイダンスについては、放送大学 長崎学習センターでは長崎大学の図書館を使えるということでその説明になる。

学生の栞に掲載されていないのは図書館利用ガイダンスだが、これも配布された資料を読むだけになるので、後日学生証を受け取る際に資料を貰えば把握が出来る。


ここまでの内容であれば入学者の集いに参加する利点はないのであるが、私が参加して良かったと思えたのは「学位記及び卒業証書・学位記授与式」という卒業生の手続きになる。

正直これまでにも書いたように大学をバカにしていたし、放送大学は「お試し」的な要素で入ってみようと考えたところも大きかった。それ故に会場に入ってからも姿勢はあまり良くなかったかと思うのだが、「卒業・修了生謝辞」を聞いてから全く姿勢が変わった。

放送大学の学生が全て同じような姿勢で学んでいるのかはわからない。私のように生半可な気持ちから入学した人もいるかもしれない。嫌々入学した人もいるかもしれない。だがそれら全てはそれぞれの人生であり、「放送大学に入学する」という人生の選択の一つである。

その選択が正しかったか、誤りであったかなんて今はわからない。死ぬ時に以外にわかるものではない。だがこの選択をした以上、その選択を元に進んでいく必要がある。

謝辞を聞いてこう思った。人生は選択の連続だ。その選択が正しかったかどうかなどその時、将来にわかるものではない。

こう考えなおすことが出来たという点では今回参加してよかったと思う。


ちなみに入学者の数は大学が190人、大学院が10人ということであった。長崎は離島や佐世保など範囲が広い点もあるためか、入学者の集いには参加者は2割から3割ほどと言う感じであった。

スタッフはセンター長含め8名。


さて頑張らないとな。

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