東大生はなぜ会社で使えないのか? 関 厳(著)
私もタイトルの経験がある。以前勤めていた会社で私より先輩で私の部下になった東大生や京大生がたくさんいた。もちろん東大生全員というわけではないが、後に入った私の部下になるということは私より仕事が出来ない、私の管理下に置くのが最適と思われた人間たちである。
彼らはプライドの塊の様なところがあり、「東大に入った」ということを誇りに思っているようだ。東大に入ったところで何がすごいのか。もし「東京大学」がすごいのだとしても、それは東大がすごいところであり、すごいのは学長やその周辺であろう。そこで採用された学生の何がすごいのか。これはAppleやMicrosoft、Googleで働いていることがすごいと思っているのと同じだ。バカらしい。
ということで、タイトルの経験があったので購入した。
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だが中身としては「東大生」に触れられているのはまえがきだけで、後は社会人全般の「使えない人間」について書かれた書籍となっている。東大は何も関係なく、どのような学校を出たとしても、どのような社会生活を送っていたとしてもいる「使えない人間」についてだ。
本書はその使えない人間が「使える人間」に変化するためにすべき行動が書かれた書籍だ。是非とも使えない人間、このブログを読んでいる人間全員に読んで欲しい。使えない人間が読めばさらに「何の意味もない」や「本を読んだから変われる」と使えない具合に拍車をかけるかもしれないが、まぁどうせ使えないのだから試して見る価値はある。
タイトルは、アホな使えない高学歴と言われるような人間が本書のタイトルを見て、「糞が」と思って手に取ることを考えているのかもしれない。ここまで手に取るように誘導してあげないとアホは変わり様がない。
東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」
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