ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

そういえばPython3に移行してるよ

書き忘れてたけど、やっとこさPython2からPython3に移行した。「移行した」とは今作ってるのは全てPython3と言う意味で、今まで作ったアプリケーションはメンテナンスをする度に順次3に移行している。なのでメンテナンスの必要のないものはそのままPython2で動き続けることになる。

Python2.7はメンテナンスが2020年まで延長されたので、それまではとりあえず安心していられるし、まだ5年以上あるわけだからそれ以内にはきっと私が飽きてそのサービスを止めている。

よって心配は必要ない。

パーフェクトPython (PERFECT SERIES 5)

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どうしてこのタイミングで移行できたかというと、理由は単純で「Ubuntu14.04でPython3.4が採用されたから」以外には理由はない。12.04でもPython3をインストールすることは出来たが、所詮は「後付け」の為に全てのユーザがインストールしているとは限らない。自分用のコードでもサーバで動かそうとした場合に環境の準備をする必要があった。

だがUbuntu14.04のデフォルトとして採用されたことでこの必要はなくなり、さらにUbuntuでデフォルトとなったということは好意的に見ると他のディストリもそれに追従することが想定できる。これでPython3.4で書いたコードを配布してもそのまま使ってもらえる環境が増えてきた。

Python3と言っても変化が結構あって、Python3.2は少々不便であったがPython3.3で解消され、そしてUbuntu14.04がリリースされた直後のPython3.4を採用したことでしばらくは最新バージョンとして使うことが出来る。今あるPython3.5の変更点を見ても些細なものなのでPython3.5に移行する必要もない。


そしてなにより、Python2系(Python2.7)は色々と不便なことを感じていたが、それがPython3.4では解消されているために自分でコードを書くことも楽になる。

Python3.4に移行したのがUbuntu14.04が出てからになるのでまだ2ヶ月も経過していないが、Python3はいいものだ。なぜこれまで頑なにPython3に移行しなかったのが悲しくなる。もちろんライブラリの対応と、Ubuntuの対応になるのだが。Django等の大物モジュールもPython3に対応したので移行に困ることはなかった。

移行して困ったのは、まだやはりPython2.7がメインとなっている環境があり続けるため、たまにPython2.7を書くとエラーが頻発すること。この2ヶ月でそれほどにPython3の文法に慣れてしまった。


ノートPCはでUbuntu12.04を使い続けることになるが、それは「Ubuntu 12.04にPython3.4をインストールする」のようにPPAがあるため問題ない。


特に移行したことをアナウンスする相手も居ないのだが、こうしてPython3に着々と移行していることをアピールして置かなければPython3の普及度が上がらないと考えて記事にした。Python3はいいよ。いい。