ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

朝10時までに仕事は片づける―モーニング・マネジメントのすすめ 高井 伸夫(著)

先に読んだ「「朝30分」を続けなさい!」の関連で読んだ。

あまり内容は覚えていないが、至極当然のことがつらつらと書いてあったと思う。連続で本を読んだために、更にはあまり興味のない本を読み続けたがゆえに内容をあまり覚えられていない。

だが本書の内容は特に批判すべきことではなかった。だが、それぞれの話にその根拠がないことが混乱を招くかもしれない。著者の主張であると理解できる読者であれば問題ないが、「理由がないと信じられない」と駄々をこねる人間からすると批判の的になる。

朝10時までに仕事は片づける―モーニング・マネジメントのすすめ

朝10時までに仕事は片づける―モーニング・マネジメントのすすめ


先から続く本を読んで重要なことは、やはり「習慣化」することだ。先の書籍の感想文にも書いたが、「今日出来ないから明日まとめてやろう」では意味がない。

本書にもそれを書いたタイトルがある。

P123.
今日の一つは明日の二つにまさる

とにかく今できることは今、やると決めたことは決めた時にやることが大事だ。


あなたにも経験がないだろうか。毎日30分掃除しようと決め、今日は掃除が出来ないから明日1時間やろうと考えたことを。そうすると次の日に1時間は出来ずその次の日が1時間半となり、その次の日に2時間となる。そうしてその時間が嫌になり結局やめてしまう。

このような無理なスケジュールを考えるのではなく、毎日やると決めたことは毎日やる。出来ない日があったとしてもそれは仕方がない。次の日に回さずにその日にやる努力をし、出来ないのであればそれはのっぴきならない事情で仕方がないことだ。毎日ランニングをすると決めたのに足を怪我した日までやろうと思ってはいけない。早く怪我を直して復帰することを考えればいいだけだ。


習慣になれば恐れるものは何もない。あなたは今歯を磨くことを苦と感じるだろうか。何十年も続けてきた習慣であるから寝る前や出かける前に自然と洗面所に向かうのではないだろうか。勉強もそれくらいに習慣化してしまえばいいだけだ。読書もそのように習慣化すれば1日1冊程度は簡単に読める。


勉強法の本は結局どれも似たようなことばかり書いてるな。それがアタリマエだからだろうな。