医療情報技師試験に合格した
医療情報技師を受験して「医療情報技師試験を受験した感想」を書いたが、そこで予想していた通り合格できていた。
先の記事にも書いたがやはりものすごく簡単な試験であった。まだ採点はしていないが、点数はおそらく予想通りと行ったところだろうか。回答していない箇所以外はほとんど正解しているかと思う。
日商簿記試験の時にも書いたが、実質的な勉強時間が1週間ほどで合格できる試験などなにか意味があるのだろうか。日商簿記などの事務系の資格であればまだしも、医療系でこれほどレベルが低いものに意味があるのかと疑問を感じずにはいられない。ベンダー試験特有の合格率維持の為に合格点を変化させると合格者内での知識差が大きすぎて採用側での審査が大変になる。そうすると「知識の証明」としての資格試験という前提が崩れてしまっている。
平均点は公開されていないが、合格点数を8割点にすれば合格率は10%を切るのではないかと想像できる。今回は情報処理技術が58点、医療情報システムが70点、医学・医療が54点とどれも合格点が5割程度に操作されている。それでも合格率が3割強だ。
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私の勉強内容を振り返ってみると、まず最初にサブノートを読み過去問を解いてみると、それだけでほぼ合格点がでていた。サブノートは5時間程度で読んだので記憶力が良ければ5時間もかからずに余裕で合格が出来るだろう。
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サブノートを読んだ以降はガキンチョ二人が含まれる一世帯の面倒を見ながら勉強した。それぞれのテキストを読み、それの合計が20時間強(6日間合計)になる。ガキンチョの面倒を10分から15分おきに見なければいけないので、その間も集中できていたというわけではく実質的に勉強できていた時間は半分以下になるだろう。そう考えるとテキストの勉強時間は10時間程度になり、サブノートも合わせて15時間ほどだ。
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15時間で合格できるとなると、サラリーマンが1日2時間勉強すると1週間で合格できる。金曜日に休みを取れるなら、金曜日、土曜日だけの勉強でも合格できる。この勉強法なら一時記憶に蓄えられるのでさらに点数は高くなるだろう。これは日商簿記2級の時に書いた内容と全く同じだ。ユーキャンで日商簿記2級は半年コースなので、世間の人間がどれだけ効率の悪い、頭の悪い勉強方法をしているのかと少々心配になる。
合格点を操作して5割程度に下げたにも関わらずそれでも合格率が34.4%というのは受験者はどのような勉強をしているのだろうか。日商簿記の時と違って空席は見られなかったので応募者の9割以上は受験しているかと想像できる。15000円の受験費用を払い交通費をかけて受験したにもかかわらずこんな簡単な試験にも合格しないなど、やはり医療系は金持ちの業界なのだろう。
そんなこんなで私も本試験に合格したが試験は使い道がないのが残念だ。私を雇おうと奇策、奇抜な考えな方がいれば連絡が欲しい。
医療情報技師は5年の更新制であるため、特に使い道がなければ更新に必要な点数を稼がずにそのまま失効してしまう人が多いだろう。この点はほかの生涯有効な資格と違って良心的である。
今年は放送大学に入ったり資格試験を受けたりとなんか勉強している年だな。もうひとつくらい何か試験を受けてみようかな。