SONY ステレオヘッドホンブラック MDR-AS200/B

半年ほどランニング時のヘッドフォンとしてaudio-technicaのATH-CKP200を利用していた。

オーディオテクニカ製のものは今まで5個ほど購入して使ったことがあるが、3万円ほどするインナーイヤーヘッドフォンですらすぐに壊れるためにオーディオテクニカは好きではない。だがこれはランニング時にすぐに入用になり購入したため、メーカにこだわることが出来ずしかたなく購入し使っていた。そしてやはり半年で壊れた。オーディオテクニカ製のもので1年以上動作したことがないと経験している。

ということでCKP200が壊れたために本製品を購入した。

SONY ステレオヘッドホンブラック MDR-AS200/B

出版社/メーカー: ソニー
発売日: 2013/02/10
メディア: エレクトロニクス
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本製品はいくつかの製品から選んで購入した。

まずはCKP200のようにハンガーが稼働しないもの。これはオーディオテクニカ製であったからかもしれないが、CKP200のスイングイヤハンガーがすぐに壊れたからになる。1ヶ月も持たずにバネ機構が壊れスイング嫌ハンガーになってしまう。ぶらぶらとしてフィット感が全くなくなってしまった。

次に、耳に固定した部分が動かないこと。これもスイングイヤハンガー固有のものかもしれないが、ランニング中にハンガーの部分が動いてしまうためにその音が非常に気になってしまう。そしてケーブルが擦れてその音が聞こえるのも邪魔になる。

そしてケーブルが左右対称のもの。一般的なヘッドフォンは左右どちらかのケーブルが長く、首の後ろを通して片耳に伸ばすようになっている。これは音楽プレーヤをかばんやポケットに入れて持ち運ぶために左右どちらかをケーブルが通るようにしているのだが、ランニング時にはこれは邪魔になる。CKP200もご多分にもれず首の後ろを通すようにできているのだが、ランニング時にはケーブルが大きく動くので、首の後ろにクリップをしていてもランニング中に片方にケーブルが引っ張られてしまう。ランニング中に直すことにはなれたが、こうならないことに越したことはない。

そして出来ればSONY製が良い。これはオーディオテクニカと違い、今までに使ってきた実績があるからだ。今現在もヘッドフォンとしてMDR-1を利用しているし、その前もSONY製のヘッドフォンを利用していた。移動用のインナーイヤーヘッドフォンもSONY製だ。機械なので使っているうちにもちろん壊れるが、SONY製は1年以内に壊れたことはない。ヘッドフォンに関してはSONYは優秀だ。

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ということで選んだのがこのMDR-AS200。これは耳掛けが円で完全固定式。そしてケーブルが左右対称。そしてSONY製。申し分ない。

耳かけの部分は耳のサイズに合わないとずれる気もするが、耳の後ろの変形した部分が狭くなっておりどのようなサイズの耳にもフィットするようになっている。完全にフィットはしないためランニング中には多少ずれてしまうが、それでも聞こえるので問題ない。

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そしてヘッドフォンはカナル式ではなくオープンエア方式だ。なので電車内などでこれを使うと音漏れが少々気になるかもしれないが、ランニング中にはそのようなことは問題にはならない。ランニング中はそんなに大きな音はならないし、外の音のほうが音漏れよりも大きいだろう。

そしてこのオープンエアの利点はこれだけではなかった。使い始めてから気がついたのだが、カナル型ではどうしてもケーブルの擦れる音が入ってしまうが、オープンエアなので内耳内で密閉されておらずその音が気にならない。気にならないどころか擦れる音が聞こえてこない。そして外の音も程よく聞こえてくるので安全だ。もちろん大きな音にすれば聞こえなくなるが、ランニングは外を走るので密閉されて周りの音が聞けおないのは危ない。これは非常に便利だ。通勤中などのヘッドフォンでオープンエアは現在は歓迎されないが、運動中にはオープンエアがいいだろう。

これは買ってよかった。是非ともランニング時のヘッドフォンとしてこれをおすすめしたい。AS200よりも上位で新しいものにAS400があるが、これも候補にしたものの私はAS200を選択した。イヤーループ形式というのが直接ケーブルの延長のために擦れる音が入るのかと心配になったからだ。もちろん試していないので実際はわからないが。

これはいいものだ。