ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

1分で大切なことを伝える技術 齋藤 孝(著)

「技術」と言うよりも、なぜその一分という短時間で大切なことを伝える必要があるのかという書籍になる。

以前にスピーチ時間を守らない無能な人間についてとその無能具合を書いたが、本書はそれをやんわりと理由建てて解説してくれている。私なんかが言うよりも理解しやすく納得もしやすいだろう。

1分で大切なことを伝える技術 (PHP新書)

1分で大切なことを伝える技術 (PHP新書)


一分は短いと感じる方もいるかもしれないが、本書にも書かれているように一分は長い。その長い一分で説明できないというのは、冗長であるか、周りくどい言い方をしているのかになるだろう。

話を聞くがわからしても、最初の一分が下らなければそれ以降もくだらないものとして聞き流してしまうか、そもそもに話を遮ってしまうかもしれない。私もスピーチをした際に質問を貰うことがあるのだが、その質問の冒頭で自己紹介をしだしたり、必要のない自分の考えなんかを話し始めたら時間の無駄だと感じ、その中に入っている質問の内容すらも聞き逃してしまう時もあった。

そういった方々は是非とも本書を読み、会話をまとめる技術、伝える技術を学んで欲しい。

話が長いのは、このブログの無駄話のようにどうでもよく誰も読まないものだ。