スパムはやっぱり儲かるという話
実際スパム行為はしていないよ。
具体的にどういった行動をしたかは「まだ」書かないでおくが、サービスの利用規約に則ってサービスを順当に利用したまでだ。
確かにコネクション相手からすれば迷惑だったかも知れないが、レーティングが上がるのでそれは相殺してほしい。その機能を有効にしているということはレーティングを気にし、誰にでも使ってほしいということだと私は理解している。
そしてそれがもし迷惑と言われるのであれば、その仕組みは迷惑行為を生み出すものでしか無い。FacebookやTwitterの「いいね!」やリツイートと同じように、誰でも自由に利用できる仕組みを使ったまでだ。
リツイートされて迷惑だと感じるのであれば、そもそもTwitterを使うべきではないし、最低限プライベートモードで使っておくべきだろう。
私が行ったのはその程度の行為だと理解しておいてほしい。
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まぁ私もあまり望むべき行動ではないと理解しているので、具体的にマネタイズはせず、マネタイズした際の効果指標を取得するとして、Amazonアソシエイト広告リンクがどれほどクリックされるかと言うことを確認する程度にしている。
過去の経験から言うと、私が運営していたブログやサービスなどに掲載しているAmazonアソシエイト広告がクリックされたのは多い月1ヶ月で2000程になる。そこから実際に購入されるのは1%~5%程だろうか。大きな開きがあるのは致し方ない。
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そして実際にスパム(的な)行為をしてどれだけクリックされるかを見たのがこちら。
スパム行為時間は10時間、スパムの拡散数は6000程。これはもちろん対象のサービスに過負荷をかけないように計算し、ランダム化とレスポンスタイムからのインターバルを設定した結果だ。
6000に拡散し、1日のクリック数を見ても1376クリックだ。毎日見ている人は半数だと考えると、今後もクリックは増える可能性があるため期待値は2000と考えてもいいだろう。
そして1376クリックのうち21商品の買物がされている。コンバージョンは1.53%。売上はいくらかまだわからないが、これも1週間程たてばレポートしたい。
もし本当にスパムをやるのであれば私の10年前のノートPC一台でも1時間で7200程はさばけるだろう。割と最近のデスクトップPCを使えば光回線と合わせて1時間で10万はリクエストを発行できる。ワンコインVPSを3台でも契約すれば1時間で100万リクエストはさばける。コストは1500円だ。スパムがいかに元手がかからないかわかるだろう。本気でやるなら専用システムも作れるので、さらに発行コストは下げることができる。
クリック数は期待値で考えれば3割を超える。そうすれば100万に拡散すれば30万クリック、1%の買物としても3000購入。1購入50円の利益だとしても15万円の収入に成る。
今回テストしたサービスはユーザ数と言う牌が絶対的に少ないためにこの数字は現実味のないものになるが、本気でスパムで食べていこうと考えればこの程度のユーザなら簡単に取得できるし、Twitterならコレより簡単にスパム行為を行える仕組みがある。
これでいかにスパム行為が儲かるかわかるだろう。どのようなことでも、人に迷惑をかけてまで金儲けをしようとすればこのように簡単に儲けることは可能なのだ。
だがそこまでして金儲けをしたいかと考えれば別問題だろう。
最後にもう一度書いておくが、今回のこのテストはきちんと調査を行った上で、利用規約に則り、さらにシステム負荷まで計算した上で行っている。そしてもちろんユーザへの迷惑度もかなり下げ、それと相殺されうるメリットも与えていると(スパム発行側の意見として)考えている。
もしサービス提供者側から損害賠償を請求されたとすればもちろんそれに答える覚悟もある。
スパムとはきちんとその覚悟を持ってしなければならない行為だろう。