X Ascii Art Viewer
これは懐かしい。本当に懐かしい。
「UbuntuでSWFファイルを再生する」を書いたが、そのDVD-RAMの中に昔作っていたプログラムの断片を見つけた。断片なので間違って一時ファイルをコピーしてしまったのかも知れないが、ファイル名を見ただけで本当に懐かしい。
残念ながらそのファイルの断片は本当に断片だし、当時でも数十のプログラムを管理していたがそれが残っていないのを残念に思う。だがまぁ今制作しているプログラムも10年後には所持していないだろうし、まぁ仕方がないことだろう。
そして少し思い出したのが、当時作っていたプログラムがMomongaLinuxのパッケージに含まれていたということ。そしてそれはMomongaLinux側からバージョニングとデバッグを頼まれたりしたし、アプリケーション名も付けたので覚えていた。
であれば当時のバージョンを探せばソースコードが見つかるかも知れない。
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ということでMomongaLinuxについて久しぶりに調べると、ここ数年は更新されていないようだ。メンテナンスが現在も継続されているかどうかはわからないが、Kondara時代から成り行きを観ていたということも有りなんだかそれ自体も懐かしい。
そしてそして私が作っていたパッケージを調べてみるとやはり見つかった。他のプログラムもいくつかパッケージングしてもらった気もするが、名前が思い出せないので膨大なMomongaLinuxのパッケージ郡からは探しようがない。
そしてダウンロードしてRPMを展開すると涙が出るほどの汚さ。これは10数年前に制作したものになるのでプログラミングを始めた時分のものになるがなんて立って汚い。
C言語も書籍ではなくUNIXなんかのソースコードを読んで覚えたので非常に古い書き方だ。JetBrainsのClionで再インデントをかけようとしたが、UNIX Cの書き方のためか思い通りに再インデントが出来なかった。
C言語の書き方もそうだが、エンコーディングがEUC-JPなのも懐かしい。当時はEUC-JPで書いてたなと、ファイルエンコーディングからも懐かしさがにじみ出てくる。暇暇に読み直したい。
懐かしさが非常に大きいのもいいし、書き方が古いのもいいが、なんてったってライブラリが古い。最終動作確認のバージョンでもXFree86 4.5.0(NetBSD3.1)だということで、9年ほど前に成る。
現在使っているUbuntuLinuxはXorgだし、その他のOSも現在はXFree86は使われていない。なによりNetBSDでも現在はXorgを使っている人のほうが多いだろう。
なんとなく現在でも動くようにしてみようかと思ったが、XKeycodeToKeysymがすでに使えないだの何だので修正というより作りなおしたほうが良さそうな気がしたのでやめておいた。
ということで、懐かしいので修正しないままGitHubにアップした。
https://github.com/kmasaya/xaav
今後使うような機会はないだろうし、他に使う人もいないだろうがこんなこともやってたんだくらいの感じで見て欲しい。
内容はXlibで作ったアスキーアートをプロポーショナルフォントで表示するためのシステムだ。簡単に言えばテキストビューアだが、当時にはそのようなアプリケーションがなかったので作った。
そしてなにより、Xlibではウインドウを表示するだけでも、文字を表示するだけでもこんなに素晴らしいコードを書く必要があると、最近のGtkやらQtやらの素晴らしさを実感するのにも使って欲しい。
他にもXlib関連で画像ビューアやらエディターやらを制作したが、それらはすでに電子の海の藻屑だろうか。
歴史というのは勝手に生まれるもんだな。