ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

就職活動が難問だ

私はコレまで就職活動というのをまともにしたことがない。したことがないので現在のこの状態なのかも知れないが、それは今回割愛したい。

だがまぁそんな状態からか仕方なく一社応募してみることになった。どんなところかもわからないので乗り気では無いが、薦められたので受けてみることにした。

受けてみると言ってもただ「ここに応募してみたら?」的な内容であったために推薦なんかではなく一般応募に成る。しかも転職サイトから応募しなくてはならない。

ちなみに詳しくは書かないが、その応募先は医科大学に成る。

大学となればそこそこの知識を持った方々が居るのかと思われるかも知れないが、私はコレまでに大学と取引や講師をする中で大学の職員でも阿呆が9割を占めていることを理解している。

 

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30代40代の転職 採用を勝ち取る!履歴書・職務経歴書

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まぁしかたなく転職サイトに登録しそこから応募した。

一般にはアルバイトであれば履歴書を出して面接をして決まると思うが、その履歴書を書くのが面倒くさい。だが転職サイトはWebサイトということも有り、履歴書を書かなくて済み、学歴などを適当に入力していけば良い。ここは転職サイトが素晴らしいと思えた点だ。

 

応募にはその履歴書風の基本情報と合わせて、企業が要求しているのか、それとも転職サイトの雛形なのかはわからないが、いくつかの質問に回答する必要がある。

質問内容は「志望動機」や「自己PR」だけならまだしも、「今までの経験を通して本学で何ができると思うか」と言うようなわけのわからない項目まである。つい先日に「志望動機ってなんか意味あるの」を書いたが、まさかこんなに早く志望動機を書くことになると思わなかった。

 

だがまぁ志望動機やら自己PRを書く必要が出来たので、もちろん私は先の記事に書いたように志望動機には「プログラマが嫌になった」と正直に書き、自己PRには「情報処理関係の教育もできる」的なことを書いた。私にはコレが正直な内容だ。

そしてこれも履歴書同様手書きしなくてもいいので非常に助かる。1000文字だか2000文字以内と書かれていたが、そんなに書くことは無いし、先の記事にも書いたように長く書いても誰も読まないので全て200文字程度だ。一般には必死に文字数ギリギリまで書くのだろう。

基本情報には職務経歴として歴代の仕事を全て書くようなフォーマットになっていたが、申し訳ないが面倒くさいし前職一つしか書かなかった。これも世間からすれば前職の退職からも1年半以上経過しいているために良くない評価になるだろう。

 

選考は4段階になるという。これは一般的なことなのかはわからないが、私が今までに働いた会社からすれば珍しい。これまで経験では一回か二回で決まっていたが、四回というのは医科大学という一人から5000万円を取得する金持ち学校の都合だろう。

4段階の内訳は、「書類選考」、「適正、筆記試験」、「適性試験、面接」、「面接」だという。私が知る外国の企業からすれば一般的な内訳だ。

私が以前に面接していたアメリカの会社は7段階の面接があった。最初に書類を揃えて持参してそこから7回も面接だ。それも初期段階は2~3時間程度だが、後半になると昼食を挟んで7時間にも及んだ。

もちろん各段階で選考落ちがあるので全員が全ての面接を受けるわけではないが、これは日本では見ない風景だろう。逆に日本でコレをすると批判を浴びるかも知れないが、きちんと考えるとこれがどれだけすごいことだかわかるだろう。

最終的には経営者直属の部下クラスの人間と面談するのだが、その人と7時間話すとは、その間にその人間が出すことのできる利益を考えればどれだけ採用を重要視しているのかがわかる。一人の採用に数千万円の費用をかけている。もちろんそれだけの費用をかけて採用するので、それに応じた年収を受け取れるのは確かだ。

 

そして今までに書いた転職サイトでの応募は第一段階目の書類選考になる。ここまでに書いた内容からすると、私の経歴では書類選考で落とされるであろう。高卒であるし、大学、医療系での職務経歴がないし、そもそも高校を卒業してから現在まで半分以上は働いていない。

だが先ほど連絡が有り書類選考を通過した。与えられた状況から推測するに、二次選考に通過したのは50名程度になると考えられる。一次選考への応募数は明かされていないが、広告の発行数から数百名は応募しているので、二次選考への通過は一割か二割程度になるだろう。そうすると三次選考へは10名程度と予想できる。

今気付いたがそもそも採用人数は何名なのかわからないが、このフィルタリングから考えると一名か二名程度だろう。

 

そして次の二次選考へは写真付きの履歴書、職務経歴書を持って来いとのことだ。

なぜだかわからない。先の転職サイトに学歴やら職務経歴の入力欄があった。そしてそれに入力している。

たしかに私は最終の職歴しか入力していないが、歴代の職歴が必要であればそう書けば良いはずだ。何のために一度入力したことをもう一度紙で出さなければならないのか。

形式的に紙での保存が必要であれば、転職サイトから出力して差し込み印刷でもなんでもすればよいはずだ。なんのために応募者に手間を掛けさせて履歴書を用意させるのか。写真が欲しいなら写真アップロード機能付きの転職サイトを使えばよいはずだ。

いや、そもそもに写真が必要な理由もわからない。例えばアメリカでは履歴書に写真を貼らせなんてしたら違法行為になる。ここは日本なので関係ないが、何のために写真が必要なのかわからない。デブや不細工を弾くというのなら面接で弾けばいいはずだ。

フォトショップでのお化粧はデフォ」なので写真などいくらでも加工できるし、うまく撮影するだけでもいくらでもごまかせる。現在の写真に信頼性など無い。

 

ということで二次選考に通過したのだが行くか悩む。二次選考の試験は小論文やら一般常識やらいろいろな筆記試験があるようだ。それらを手書きで書いたとしたら選考手が読解不能であろう。

 

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私の字はこんなものだ。これは速記やあえて汚く書いたのではなく普通に文章を書いてこれだ。誰が読めるというのだろうか。


そして小論文が何かわからなかったので調べてみると、一般には400~800文字の論文だという。論文を書くことに苦はないが400文字で論文など書けるわけがない。日記や小学校の作文ならまだしも、その文字数で何を主張しろというのか。

そもそも医科大学ということは医療系の設問になるだろう。小論文には指示代名詞を使うなということであるが、医療系は主に用語が長い。例えば現場の電子化について書こうと思えば電子カルテやDICOM、レセプトコンピュータなどの用語が必要になるだろう。それらの単語を並べるだけで数十文字と1割以上の文字数を使うのに、指示代名詞なしにそれを連呼しては400文字など用語定義だけで終わってしまう。コレは難しい。

全員が同じ土俵に上がるために不満を書いても仕方がないが、一般常識など無い私は難問になるだろう。今の日本国首相の名前すら書けない。

 

いやまぁ日記を書いておいた。二次選考に進むかどうか今週中に考えなければ。