ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

腕時計は右腕、左腕、内向き、外向き、どのようにつけるのか

私は外に出る際は腕時計をほぼつけている。腕時計をつけないで出かけるのは自販機への買い物程度だろうか。

高校の頃からそうしてきたからすでに「腕時計を装着すること」が習慣になり、無自覚に装着している。財布や携帯電話は持たずに出かけることが多いので財布や携帯電話よりも習慣的だろう。

そんな私は右腕に腕時計を装着する。

だが世間では腕時計を利き腕とは反対側にするのが一般的なようだ。理由も理解できる。

 

[アルバ]ALBA 腕時計 ペアモデル ホワイト AIGN005 メンズ

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腕時計を利き腕と反対側にする理由は、主には「利き腕の作業で邪魔に成るため」だろう。

物を書く際に利き腕に腕時計をしていると常に紙面に時計を引きずってしまう。利き腕に荷物を持っていると荷物を持ち替えずに時計が見れる。色々と理由が有るのだろう。

そしてもちろん時計を外側(手の甲側)につける。女は内側につけるのを昔は見たが、最近は女もゴツイ腕時計をつけるからか内側に付けずに外側につけているのをよく見る。


だが私は右側につける。子どもを抱くときなどは時計があたって痛いかも知れないので左側に付け替えるなど臨機応変に変えているが主には右側だ。

これだと筆記の際に邪魔に思われるかも知れないが、机に座ったら腕時計を外すので関係ない。移動中にメモする際などは右側でペンを持ちながら時間を確認しつつメモも取れるので利き腕に時計を装着しているメリットも有る。

荷物についても道路の右側を歩いているときは右手、左側を歩いているときは左手、歩道を歩いているときは交代しつつ持っているので関係ない。

そもそもに日本では歩行者は右側通行であるので右側を中心に歩くと考えると、左腕で、且つ外側に時計をつけているのは危ない。車がビュンビュン通っている狭い道で時計を確認しようとは思わないだろうが、外向きに腕時計をつけていると時間を確認するのに肘を突き出すことに成る。

となるとその腕が車に接触する可能性も高いし、自分が右端を歩いていてもその左側を後ろから追い抜こうとしている歩行者や自転車が有るかも知れない。それに気が付かずに肘を突き出してしまうとそれは事故を誘発してしまうし、単に接触しただけでも迷惑をかけてしまう。

腕時計を内側につけると時計を見るときは脇を閉めて腕を体から垂直にする形になるので外向きにつけるような幅を取ったりはしない。荷物を持っている側の腕につけていたとしても、外向きにつけている時のように荷物を持ち上げて腕をひねったりせず、腕を持ち上げるだけで時計を見ることができるので便利だ。

右腕、外向きに時計をつけて右側を歩いていると、時間を確認するときに肘を壁にぶつけて大根おろしの気持ちを知ることになるが、右腕の内側につけていれば何も気にせずに時間を見ることが出来る。

そして外側につけていると腕を振る動作で時計の表示面をぶつけて傷つけてしまうことが多いが、内側であればそうはなりづらい。机に座っても時計をつけ続けているのであれば内側につけるのは邪魔であるが、私のように机で外すのであれば問題はない。

 

昨今の機能重視やデザイン重視の腕時計はどうも分厚くなりがちであるし、そもそも外向きにつけるようにベルトの形が整形されたりしている。

腕時計を内側につけるのは薄手の時計でなければ難しい。これは昔ながらの時計機能のみのクォーツ、革ベルトの時計であれば解決できる問題に成る。

例えばSEIKO(ALBAブランド)のAIGN005なら6.9ミリ23グラムと薄手で軽量だ。価格も3000円程度と安価でも有る。そしてもちろん日本製クォーツなので海外製の数万円の時計と精度も変わらない。

 

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と、このように腕時計をつけるのにも利便性とその理由を考えて装着しなければならない。大衆的に「利き腕と反対側につける」と思い込んでいるのではなく、そのメリットは何かと考えてから装着したい。

右腕につけているからと言って左利きではない。理由が有り考えた上でそうしているのだ。

例えばアナログ時計ではリューズが右側に出ていることが多い。金属ベルトでは革ベルトよりも大きめに調整して装着するし、その時計の重みから時計が下がってくることが非常に多い。そしてそのような状態で動いていると手の甲にリューズがめり込むことが有る。結構痛い。

 

と、私が右腕に腕時計をつけている理由を聞かれることが多いので記事にしておく。