ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

私が前職に採用された理由

先日、たまたま前職の人とご飯を食べる機会があった。

そこで初耳の話を聞いて少し戸惑った。私が採用されなかった、そして、採用された理由。

前職の就職試験体験記は過去に記事にしてきたが、最終的に、本部ではなく、支部勤務になった理由。

人事こそ最強の経営戦略

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一緒にご飯を食べた人(以下、Sさん)というのは私は面識がなく、はじめましてかと思っていたが、話を聞くと、2次面接だか、3次面接の面接官をしていたとのこと。

最初はその求人に応募したことに非常に感謝された。
そして、私が本部ではなく支部勤務になったことに対して謝罪され、支部勤務になった衝撃の理由が明かされた。

本部の毛色ではなかった。
本部の雰囲気に合わないと判断された。

3人での面接ということだったので5人だかで行った役員の最終面接ではなく、前段階の面接になるかとおもうが、その時点、最終面接の時点で、私の評価は一番高く、Sさんも私を押してくれていたようだ。

だがその結果を踏まえ、当時は坊主であり、面接にネクタイもしてこず、シャツも真っ白でなく、上着も来てこない私は本社の格式にあっていないということで落とされた。

どれだけ優秀と評価されようが、髪型で落とされるとは素敵な世の中だ

その結果、評価は高かったということで、支社に私を押し付け、その支社から本部のバックアップをさせようという魂胆だったようだ。

結果として、本部と仕事をしたときに、その雰囲気から本部勤務だったらすぐに辞めていただろうなと思ったので、支部勤務での採用でよかった。

だが、世の中どれだけ評価されていようと、会社の社風に合わないというアホみたいな理由で落とされるんだなと実感してしまった。

世の中は世知辛い。

会社に役立ちそうな、評価された人間ではない、当たり障りのない人間が採用されるのだから。