ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

Macにまたまた思う事

何年かに一度発生する、マックを貰う機会がまた発生した。

以前は最新モデルに近い大型iMacだったが、今回はMacBook Pro Retina(2014 or 2015)を貰った。
五年近く前のモデルになるが、Core i5の2.6GHz、8GBメモリ、256GB SSDとスペックも悪くない。

以前のiMacは会社解散の際に債権の返済に頂いたものだったが、今回はキーボードに液体を溢したようで、キーボードのタッチ感が悪くなり、トラックパッドに関しては縦横無尽に動き回って操作ができないという症状が出るので、捨てる代わりにあげるから、新しいMacの設定をしてくれという事。



初めは貰う気はなかったものの、捨てるなら、久しぶりにMacを使ってみようと思い、入手し、初期化し、最新版にアップデートし、初期化し、セットアップを行なった次第であります。

ここで、またセットアップまでに不満。パスワードは聞いていないので、Macを初期化する必要があるわけだけど、初期化は同じバージョンのMacOS限定で、最新版のMacを使うには、初期化後にMacOSを最新版にアップデートし、そして、その状態でさらに初期化する事でクリーンインストールになる。
どうせHDD(SSD)を初期化するとブートローダがインターネットからOSイメージをダウンロードしてくるわけなのだから、そこで最新版を選ばしてくれても良いだろうに。アプリとしてのユーザ認証が必要であるのなら、初期化イメージに含めてくれても良いだろうに。
この旧OSをわざわざダウンロードするという手間のせいで、無用な量のダウンロードが発生するし、初期化も二日がかりになるし良いことがなかった。

と、これはブートストラップの都合上しょうがないにしても、Macbookの分解のし辛さは異常じゃないか。キーボードの掃除をしたいのでキーボードまでアクセスしようとしたら、そこらじゅうが両面テープ状のもので止められており、キーボードまでなかなか到達できず諦めた。
修理をすることが前提となっていないのか、非常に面倒くさい作りとなっている。

薄型にするために部品は噛み合わせ、はめ合わせではなく、両面テープで止めてしまった方がスペースが無駄にならず薄型に出来、製造工程も簡易でコストカット、ユーザ修理ができないので修理費ぼったくり、と考えているのだろう。株主的には喜ばしいが、ユーザ的には不便ではないだろうか。
ジョブスはMacを開けた中の美しさも気にしていたようだが、そんなもののへったくれも感じない。配置は確かに綺麗に見えるが、その配置にするためにノリでベトベトなんて見た目だけ美しくしているようにしか感じられない。

ひどいもんだ。

だが、昔に比べて今のMacはテキスト入力マシンとしては使いやすい。

このブログもそのマックで書いているところだ。

Apple MacBook Air (13インチ, 1.8GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ, 128GB)

Apple MacBook Air (13インチ, 1.8GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ, 128GB)

Apple Mac mini (3.0GHz 6コアIntel Core i5プロセッサ, 256GB)

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