業者を粗末にする人
先日の記事に書いた上司は業者を非常に粗末にしている。
弊社では特定の上司だけではなく、他部署の上の人間にしても、会議中に業者が物品の納品に来たら納品作業中に追い出す。その会議室に納品を依頼している以上、会議中に納品に来ることは想定できるだろうし、業者も依頼を受けてその場所に納品しに来ているのだ。
業者を追い出し、業者が待つことや、出直しになれば、業者はコスト的にダメージを負う。配送員の人件費が無駄にかかるし、再配達となれば輸送コストもかかる、そして何より、本来できたはずの業務を行えず、その売り上げが減ることにもなる。
Q&A 業務委託・企業間取引における法律と実務―下請法、独占禁止法、不正競争防止法、役務委託取引、大規模小売業・運送業・建設業・フリーランスにおける委託―
- 作者: 波光巖,横田直和
- 出版社/メーカー: 日本加除出版
- 発売日: 2019/05/27
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
売り上げが減ることになれば、弊社宛の納品価格をあげることになるが、その覚悟は出来ていて、その行動をしているのだろうか。特別行動をするには、その特別扱いにかかる費用の請求があって然るべきだ。
そもそも業者とは、業者側が無理やり頼み込み、商品を納品させて上げているのではなく、弊社が必要な商品を提供いただいているのだ。
弊社では用意ができないから、それを用意できる業者に依頼をする。こちら側がお願いしている側なのだ。
そのお願いしている側の人間が、なぜ提供している側に強気で出れるのかが分からない。
例えば、弊社の客に同じことをやられても、約束をすっぽかされても、お客さんは相手側だからそれは当然当然と納得できるのだろうか。
もちろん納得できるような上司ではなく、いつも何かしらの文句を言っている。本社の会議予定が変わっただけでもぐちぐち言うし、支社長の文句を仕事中にずっと言っているような人間だ。
業者を粗末にするなら、部下も粗末にするだろうし、先に書いたよに上の人間をも馬鹿にしている。その上司になってからと言うもの変わってしまった。
業者を粗末にすると言うのは、社会の仕組みをわかっていないだろう。そんな人間を上に持つことは辛い。
- 作者: 滝川宜信
- 出版社/メーカー: 民事法研究会
- 発売日: 2015/01/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
- アーティスト: Itaq
- 出版社/メーカー: 粗悪興業
- 発売日: 2019/05/08
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 宮島清,林浩康,米沢普子
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2017/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る