ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

俺か、俺以外か。 ROLAND

ROLANDって知ってるの、私は知らなかった。嫁はんはローランド様って知ってた。

なぜかKindleのお勧め書籍に出てきたから読んでみたのだけど、これはひどい。面白い。

内容はひどい。だが、言っている意味もわかる。私でも同意できるところはある。自己愛が激しいと思うが、人間なんて誰しも自分が大事だ。それが自己愛だ。
誰か道端で倒れてる人がいても、「誰かが助けてくれるだろう」、「知らない人に関わるのは怖い」と言う感情。これも自己愛だ。
誰か倒れていることには気がついているが、私が声をかけなくても、私が気づいていると言うことは、他の人も気がついている。私は今日仕事で疲れているし、この後用事もある。今ここで声をかけたら遅刻して迷惑かけてしまうかもしれない。こんな考えも、自分を正当化させる自己愛であるし、知らない人に関わると傷つけられてしまうかもしれないと言うのも、自分を守ろうとする自己愛だ。

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方



自己愛は悪いものではなく、誰しも持っているが、それがあることを恥ずかしいと思い、表面に出そうとしないだけだ。

そんな自己愛を恥ずかしげもなく表現しているのがROLANDだ。

世間では自己愛があることをなぜ恥ずかしがるのかわからない。今の人生に悩みがある人がいるとすれば、是非ともROLANDのようにそれを表現してみてほしい。そうすれば、新たな道が開くかもしれない。

自己愛は自分を成長させるとも言える。

なぜなら、自分を愛していれば自分を自ら苦しめようとしない。自分が望む自分になるために行動していく。

自分が決めたことをやらないのは、自分が自分に嘘をついていると言うことだ。言い訳ややらない理由を考えて行動しようとしない人が多くいるだろう。そんな人が自己愛を持てば、決めたことを実行できる人間に変われるだろう。

自己愛を持つと言うことを一度決めれば、その決まりを守るために自分に嘘をつかず、自分がなりたい道に進んでいける。素晴らしいことだ。

ひどいが面白い。是非読んでほしい。

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

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№1ホストが明かす 心に残る話し方

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