ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

〇〇狩り体験

世間では、梨狩りやら、いちご狩りやら、栗狩りやら、いろいろな体験があり、それを売りにサービスが跋扈している。

私も妻さんの都合上いいくつかの狩に参加した。そして、これからも参加させられるとのこと。

商売人の逆襲 田舎の商売人がなぜこんな結果に!?

商売人の逆襲 田舎の商売人がなぜこんな結果に!?

  • 作者: 大塚多恵子,副島勝,瀬川雄二,関学,村上由昭,蔵楽俊樹,山?由浩,高橋京美,長井美穂,久保田大貴,ますだたくお
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2018/08/01
  • メディア: 単行本
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いちご狩りならまだしも、梨狩りなんて割りに合わない。
そもそもいちご狩りは、ビニールハウスの中で、自分が気に入ったものを好きに食べれるというのは良いが、何てったって常温。いや、常温よりもホットなのであまり美味しくない。そして飛び回る蜂が非常に怖いし、どれが美味しいのかも自分で判断しないといけないのだが、そんな知識はもちろん持ち合わせていないので、片っぱしから食べる他ない。
そんな思いまでして、イチゴのパックが10パック近くかえる値段を出していく価値があるのかどうか。
まぁ、イチゴを選び放題に食べれるという体験は、焼肉の食べ放題と同じ感覚でまだ許せるかもしれない。

許せないのが、梨狩り、これはマジで何個も食べられない。ナシなんて、お金があったとしても、一人で食べるのは所詮一つだろう。女なら一つも食べないかもしれない。そんな量しかたべれないものを狩って食べる。いや、正確には、狩って、洗って、皮をむいて、食べる。手順が多い。もいでそのまま食べられるイチゴとは全く違う。

栗は狩というより、拾い、栗拾い。

それよりも許せないのが黒豆狩り。狩にはまっている妻さんが何を思ったのかニュースで見て行くことに。楽しくもなければ葉が肌に当たって痒いし、好きなのを狩るわけではなく、畑の端から順番に枝を切るだけだ。そしてその重量に応じた金額を払って帰る。マジで殿様商売。

何で顧客側が、本来生産側が行う収穫を行い、その収穫作業の対価を支払って買って帰らなければならないのか。時期になれば本来バイトを雇って行う収穫を顧客に行わせ、その収穫に対して対価を得るというのは、考えた人間おそるべし。
ほんと、私はやりながらバイト代をくれとしか思わな買った。
何よりかにより、枝ごと伐採し、その全体の重量で金額が決まるのも納得いかない。私たちが食べたいのは黒豆であり、そのために車で何時間もかけて移動してきた。枝なんてゴミの部分だ。収穫にお金を払い、そのゴミの部分にもお金を払う。ほんと何しにきたのか悩んでしまった。
車の中に虫が入る恐怖もあれば、葉っぱはむき出しのため、農薬の恐怖も入り混じる。

一昔前であれば、収穫した豆を農家が都会に売りに行っていたであろうが、現代は消費者が買いに出向くという逆現象が起きている。そして、農家の作業を手伝い、ゴミをふっかけられる。
確実に都会人よりも田舎人の方が稼いでいる。稼ぎ上手だ。

これから始める人のための わな猟の教科書

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関東・東北じゃらん19/03月号

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