ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

どんなときもWiFiの回線トラブルの解説とお得な休止方法

過去にどんなときもWiFiを褒めちぎって読者のみなさを勧誘しまくった結果、だれも契約してくれなかったので儲けは0なわけだけど、勧誘しまくった責任として、それまで利用していたWiMAXを解約し、どんなときもWiFi回線単独にしていた。

なので今回のどんなときもWiFiの回線トラブルには大ダメージを受け、三連休の初日、車で片道7時間ドライブの最中に回線トラブルに巻き込まれ、いつもならYouTubeを流しながらワイワイしているドライブだが、YouTube無き車内は沈黙に包まれていた。


当時は車で7時間の海岸近くの田舎に向かっていたので圏外になったのかと思った。だが自分のソフトバンク回線は絶好調でつながるし、ポケットWiFiルータのアンテナもビンビンに立っていたので、圏外による影響じゃないのではないかとも思ったが、運転中なので調査もできずにいた。

そして翌日に、回線トラブルの連絡。

3連休のトラブルとそれ以後のトラブルでは状況が違うようだが、結果的に速度が遅いという顧客のトラブルにはなんの相違もない。

どんなときもWiFi側も回線トラブルとの情報は発していたが、具体的なトラブルの要因は当初公開していなかった。だがその後、回線休止の案内と合わせて具体的な問題点も報告されたのでその原因を読んでみると、単純に回線のキャリーオーバー。

どんなときもWiFiは格好良くクラウドSIMと呼んでいるが、そのクラウドSIMという仕組みを理解できている人は少ないだろう。クラウドSIMで調べてみてもナンノコッチャよくわからない説明ばかり。
記事を書いている人は本当に理解できているのだろうか。

この仕組みを理解できていないと、どんなときもWiFiが公開している不具合の内容が何を言っているのか全くわからないだろう。

このページを見ると、以下のように書かれている。
https://support.donnatokimo-wifi.jp/news/news-detail.php?news_id=20200320_2

①一部のキャリアからのSIMカードの提供がストップしており、SIMの増強に遅延が生じている。
SIMカードを動かす為の設備の製造および発送が停止、遅延している。


現在発生している障害については、これらの理由によりSIMカード不足が引き起こした容量不足が原因ということが判明しました。
この状況を受けて現在も随時、SIMカードの追加は行っておりますが、完全復旧の見通しが立っておりません。

え?なぜSIMでカードが足りてないの?SIMカードが足りないのなら、新規に契約した人が使えないのならまだしも、すでに契約している人に影響出る理由がわからない。

となるかと思う。

クラウドSIMのメリットでもあリデメリットでも有るとも言えるのが、この外部のSIM回線に依存しているということ。

めちゃくちゃ単純にクラウドSIMの仕組みを説明すると、クラウドSIMの会社、実際にはパートナー会社といものがあるようだが、例えばこの場合、どんなときもWiFiクラウドSIMの会社とする。

クラウドSIMの会社であるどんなときもWiFiは自分で回線を持っていないので、ドコモやソフトバンクAU等の各キャリア会社の回線を使うためにSIMカードをメチャクチャいっぱい契約する。
そして、その契約したSIMをどんなときもWiFiを契約しているユーザに割り振っていく技術がクラウドSIMになる。なので、例えばソフトバンクのSIMを契約する際に、月50GBのSIMを契約したとする。そのSIMをユーザに割り振るのだが、そのユーザが10日目に50GBを使い切ると、別の契約しているSIMに割り当てを変える。これを繰り返すことで、実質無制限の通信が行える契約が出来上がる。

だが、どんなときもWiFiが契約している全てのSIMで月間通信量を使い切ると、SIMカードを追加しなければならないが、上記①のトラブルのとおり、キャリアからSIMの提供がストップしており、回線の増強が出来ない。SIMの提供がなく回線の増強が無い以上、どんなときもWiFiは打つ手が無い。あくまでも回線を提供しているのではなく、借りている回線を割り振っているだけなので、借りている回線に空きがなければ割り振り先がないという状態になる。それが現在の状況だ。

②のトラブルとしては、こちらも簡単に言うと、ドコモやらソフトバンクやらの契約しているSIMの数が膨大なので、容量がなくなったSIMを手作業で抜いて、新しいSIMを刺すという事はできないので、それらを自動化し、電子的にユーザとSIMの割り振りを変更する装置かと思われる。
SIMを追加するとその機械も必要になるが、その機械の追加がコロナの影響で出来ていないのが②のトラブルになる。

①に関しては、どんなときもWiFiは回線の提供側ではなく顧客側なのでどうしようもなく、②に関しても、製造開発側ではなく、利用側なのでどうしようもない。

どんなときもWiFiは4月1日から復旧を見込んでいるとしているが、それもそのはず、ここまで読んでいただければわかるかと思うが、キャリアのSIMを多量に契約しているだけなので、4月1日になれば多量に契約しているSIMが一気にパケット使用量がリセットされるため、また全て利用できるようになる。なので回線が復旧するのは至極当然になる。

だが、どんなときもWiFiが見込みとしているのは、他にもトラブルの要因があるのか、一気に通信が始まりシステムが耐えきれない等の理由があるのかも知れない。

回線の休止届けに関しては、いつ出しても3月16日に遡って費用免除計算になるようなので、それなら、3月30日に休止申請を行えば、3月31日午前9時に回線が休止となり、翌4月1日に回線が復活となるのではないだろうか。
そのような申請を行ったユーザには報復措置として休止期間の延長等をしてくるかも知れないが、クレーム覚悟でそのようなことをする会社でもないかと思う。

私も現在のところ全く繋がらないので休止期間をギリギリにする必要はないが、通信速度は遅いながらも繋がっているというのは、スマートプラグやスマートライトを使う上では必須条件となる。

そもそも、どんなときもWiFiの回線が停止して、我が家はこんなにインターネットに依存していたのかと発見できた。スマートプラグやスマートライトは便利だが、インターネットに繋がっていないとメチャクチャ不便になる。

どんなときもWiFi メチャクチャ便利に使っていたのだが、こんなことになって残念に思う。

異動してくるWiMAXを利用している職員にもどんなときもWiFiを勧めていたのだが、私がなにか責任を問われたら受け入れるしか無い。