ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

持たない暮らし 下重 暁子(著)

序盤は面白かった。納得できる箇所も多く、本書を読み進めることをワクワクしているところもあった。

だが読み進めるに連れ本書は矛盾だらけであることを感じた。矛盾があるだけではなく、後半になると著者の自慢話だけになり、読む意味がないと感じた程になる。

本書はタイトルの通り「物を持たない暮らし。シンプルな暮らし。」を推奨しその理由や著者の生活様式を綴られた内容になる。だがその著者が多くの物の収集家となり、また、別荘を持つなど一般人よりも決して「シンプル」と言えない暮らしをしている。

私は著者の基本のなる考えに同意し、その基本を突き通していきたいと思う。決して著者のように考えと行動が違う人間にはなりたくない。

持たない暮らし (中経の文庫 し 3-1)

持たない暮らし (中経の文庫 し 3-1)


私は物を買わないことを実践している。このブログでは様々な物のレビューを書いているので物をよく買っているように感じるかもしれないが、このブログに書いた物を購入しているのがほぼ全てになる。

家には同じ物は2つ無いようにしているし、インテリアや飾り物は一つもない。買い替えは予備を持つのではなく壊れてから購入するようにしているし、迷ったら「なくてもいいから迷う」と考えて買わないようにしている。買いに行った商品がたまたまセールをしていたら買うが、セールをしているからと言ってそれを買ったりはしない。このようにいくつかの決め事をしていたら簡単だ。自分の基準に則って物を購入し生活すれば迷うことなくシンプルに生活が出来る。


来年はこの考えをさらに突き詰めて暮らしていきたいと思う。

持たない暮らし (中経の文庫 し 3-1)

持たない暮らし (中経の文庫 し 3-1)

お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし

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シンプルに生きる モノを持たない暮らし

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