ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

代案なき批判、反対はするな

つい先日、「代案がなければ反対してはいけないということですか?」と言われた。当たり前だろ。当然だろ。明々白々だろ。代案がない批判、反対はいちゃもん、言いがかり、悪口でしかない。なぜ代案が無いのにその意見に反対を呈するのかが私には理解できない…

フレームワークは使わない

世間のWebサービスでは多くがWebアプリケーションフレームワーク(以下、フレームワーク)をベースにして構築されている。RubyではRuby on Rails、PythonではDjango、PHPではCakePHP、PerlではCatalystが定評だろうか。だが私が見てきた多くのサービスではそれ…

転職を繰り返す人間の評価は「飽きやすい」ではない

先日に「海外で働くかわいそうな人たち」を書き、その中でこう書いた。 稀にヘッドハント的な引き抜きで転職をする人間がいる。もちろん我社にもいる。そういった人間は「引き抜きで退職するような人間」として扱われるし、海外で働く日本人も「日本では働け…

CMS的なものを作った

以前に書いた「世間のCMSが巨大過ぎる どこのニーズに合わせてるんだ」の最後にこう書いた。 自分で簡単なCGIを作ってみようかな。 なので昨日一日でとりあえずのプロトタイプを作ってみた。CMS構築 成功の法則作者: 生田昌弘,門別諭出版社/メーカー: 技術評…

なぜそれは起こるのか―過去に共鳴する現在 喰代 栄一(著)

本書は10年ほど前に購入していたのだが今まで読んでいなかった。タイトルから宗教的なものを感じたて手に取ったのは覚えているのだが、その理由から今まで読まずに居た。だが最近今までに購入したまま読んでいなかった本を読み始めたのでその一環で読んでみ…

眠れる心を一蹴り ロジャー フォン・イーク(著), 浅沼 昭子(翻訳)

先日に「頭脳を鍛える練習帳」を読んだ。その際に「重複した内容が多い」としていたが、その重複していなかった部分は本書と重複していた。ようするにはそれまでの3冊の内容をまとめたものに成るだろう。なぜ本書を読むのが漏れていたのかわからなかったが、…

海外で働くかわいそうな人たち

なぜか世間では海外で働く日本人をエリートで頭の良い人達だと思っている人間がいるようだ。外資企業で働いている人が本社である海外に出るのならまだしも、日本企業の中でも海外支社で働くことがステータスだと思っている人たちがいて哀れに思う。日本企業…

アキレスとカメ 吉永 良正(著), 大高 郁子(イラスト)

「よくもまぁアキレスとカメのパラドックスでここまで様々な考えが持てたな」という感想になる。アキレスとカメのパラドックスは有名だと思うし、私もよくそのパラドックスの話をする。大半の人々は「速度が早かったら追い越すやろ」という短絡的な考えしか…

LINUXがWINDOWSを超える日 脇 英世(著)

本書も先の「TRONで変わるコンピュータ」のように何度も繰り返し読んでいる書籍。出版が1999年ということもありまさにGNU/Linuxが普及し始めた時代だ。GNU/Linux普及以後の記録やインタビュー記事は多くあるものの、ちょうどこの時代やこの時代以前の記録は…

世間のCMSが巨大過ぎる どこのニーズに合わせてるんだ

これは私がWebサイトの制作を仕事にし始めてすぐに抱いた感想になる。私が初めてCMSを業務に利用したのはMovableTypeになるだろう。ちょうどMTOSが公開されたということで、フリーソフトウェアに力を入れていた私はそれを使い始めた。ライセンスをGPLにする…

サイズを決めろ

プログラマであればわかると思うし、それ以外の方々も身を持ってそれを経験しているかと思う。サイズは統一しろ例えばノートや手帳、メモ用紙にしても同じだ。それら全てについて同じサイズとする必要はないが、例えば手帳やノートはB6、メモ用紙はB7のよう…

余った傘はありません 鳥居 みゆき(著)

前回の「夜にはずっと深い夜を」を書いてから日が経っている。てっきり感想文を書いたと思い込んでいたが、書いていなかったようなので思い出しだし書く。本書は前著に引き続き2冊めの鳥居みゆきの著書となる。前回にも書いたが鳥居みゆきの頭の良さには感服…

TRONで変わるコンピュータ 坂村 健(著)

久しぶりに読んだ。本書は1987年と、私がまだ言葉も喋れなかったであろうくらいに出た書籍だ。その時代の本書を読みなおすとは稀有に思われるかも知れないが、本書、いや坂村健は素晴らしい技術者で「あった」と思う。現在の姿はこの時代の輝きを感じられな…

仕事ができる人できない人 堀場 雅夫(著)

堀場製作所の創業者である堀場氏の書籍になる。本書の「仕事が出来る人」とは、世間のニーズではなく著者のニーズになるが、その著者のニーズは今の世の中に必要なものになっているかと思う。経済成長がほぼ止まり、GDPも中国に抜かれ、今後ますます衰退して…

体によい食事 ダメな食事 幕内 秀夫(著)

前に書いた「栄養士なんて信じるな」の関連書籍に出てきたため購入。いやぁ、これはいいものだ。私が書いていた栄養学についてが根拠論文や管理栄養士の知識として掲載されている。私が書いていた全ての内容については本書に網羅されているし、他にも多種多…

読書とは何なのだろうか

私はブログで読書感想文なるものを書いているが、それを書いていてふと思ったことがある。読書の感想とは何なのだろうか。読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 (知的生きかた文庫)作者: 藤井孝一出版社/メーカー: 三笠…

一冊の手帳で夢は必ずかなう 熊谷 正寿(著)

前の「手帳の使い方」で書いたように本書は「手帳」関係の中でも比較的に人気がある部類の書籍になるかと思う。なんたって日本人はブランド志向であるから、GMOの創設者である著者が実際に手帳を使ってきた軌跡と、どのように使い今の地位を築いてきたか、そ…

手帳の使い方

本屋の雑誌コーナーに行くと驚愕した。「手帳の選び方」や「手帳の使い方」という誰が買うのかと思われる雑誌が数多く出版されていた。考えてみると「手帳の選び方」というのは、手帳のサンプルが掲載されていて、そのサンプルから自分の用途にあったものを…

1日5時間で仕事を片づける人の習慣術 知的生産研究会(著)

いやぁ素晴らしいね。私が今までに書いてきた仕事の方法が本書にはまとめられている。本書を読んだことがある人からすれば、もしかすると、私は本書に書かれていることを実践していただけと思われるかもしれない。それくらいに私の考え方や仕事術にマッチし…

差をつけるメモ術・手帳術 大勝 文仁(著)

いやぁ読んでない。読んでいないよ本書は。ほぼ目次程度を読んだくらいになるが、本書の著者が出版社の人間ということも有りメモについてはかなり考えられていた。その中には私のように情報カードを使うものというようなものも有り、これもまた私のメモの方…

頭のいい説明「すぐできる」コツ 鶴野 充茂(著)

すばらしい。本書のような書籍は数多くあるが、本書はそれらの中でも非常に気になった。私は本書の内容が参考になり理解が出来た。ということは何よりも、本書の著者が頭のいい説明を私にしてくれたと言う証拠であろう。本書以外にもこのような書籍を読んだ…

ティバルドと消えた十日間 アブナー シモニ(著), 熊谷 千寿(翻訳)

プログラムを書く過程でグレゴリオ暦については知っていたし、それがなぜ変更されたのかも理解していたつもりであった。だがしかし、それがどのように改定され、それによって現実問題としてどのようなことが起こったのかは知らなかった。ティバルドと消えた…

<勝負脳>の鍛え方 林 成之(著)

前に読んだ「脳に悪い7つの習慣」が大変に面白かったために本書を読んだ。本書は前出の「オリンピックの強化選手へのトレーニングでの経験」としていた部分について書かれていた物になるかと思う。だが大半は「こういう人はこう発言している」とものになり、…

日本語作文術 野内 良三(著)

すばらしい。本書は日本語の「作文」をターゲットにしてその書き方、考え方をかいているが、それよりもまずは「日本語」について考えさせてくれた。そう言われて考えてみると、日本人は確かに日本語を学ぶ機会が少ない。小学校低学年の時には文字については…

読書力 齋藤 孝(著)

良書だ。良書。これを読め。本書は以前に読んだ「人はなぜ学ばなければならないのか」と似た内容になるかもしれないが、タイトル通りに主題を「読書」においている。私もまぁこれまでに読書を推奨する記事を多く書いてきたが、本書は私が書いてきたことより…

1分で大切なことを伝える技術 齋藤 孝(著)

「技術」と言うよりも、なぜその一分という短時間で大切なことを伝える必要があるのかという書籍になる。以前にスピーチ時間を守らない無能な人間についてとその無能具合を書いたが、本書はそれをやんわりと理由建てて解説してくれている。私なんかが言うよ…

書くことが思いつかない人のための文章教室 近藤 勝重(著)

書くことが思いつかないのであれば書かなくてもいいと思うのだが、そうもいかない人もいるのだろう。学校の宿題や会社の資料作成などはいい例で、自分の好き勝手に書くわけにはいかず、指定された内容を指定されたフォーマットで書くことは難しい。書くこと…

頭脳を鍛える練習帳 ロジャー・フォン イーク(著), 川島 隆太(翻訳)

以前に読んだ「頭にガツンと一撃」と「創造力のスイッチを入れろ!」の内容とかなり重複している内容になる。それらを読んで忘れていたことも多くあったが、本書を読み進めるに従って以前に読んだ内容を思い出してきた。それらの2つの内容を思い出すにはいい…

全速脳 ~脳は鍛えると100倍加速する 苫米地 英人(著)

素晴らしい。先に読んだ「超瞑想法」を苫米地英人の書籍の中で最初に読むといいかもしれないとしたが、本書がそうかもしれない。よく考えると今まで読んだ書籍について大半にもこれを言っている。それ程に苫米地英人は凄い。全速脳 ~脳は鍛えると100倍加速す…

超瞑想法 苫米地 英人(著)

うぇーん。なんだか思っていた内容とは違う。瞑想法的なものが書かれた書籍と思っていのだが、それらもないことはないのだが主には「考え方」が書かれたものであった。確かに瞑想法など個人個人が編み出していくもので教えられるものではないかもしれないが…