ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

長生きの健康常識はウソばかり――最高のアンチエイジング入門 根来 秀行(著)

コレは酷い。いいたかないが、コレは酷い。何の知識もないジジババであれば少しでも参考になる部分があるのかも知れないが、タイトルをみて買おうと思った方には意味がないだろう。なんてったって中身が薄い。書かれている内容が何の当たり障りもないものば…

リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法 Andy Hunt(著), 武舎 広幸(翻訳), 武舎 るみ(翻訳)

先の「エンジニアのための時間管理術」の感想でオライリーの書籍は読みづらいと書いたが、本書はそれが非常に大きかった。脳の構造からの思考法について書かれているふうであるが、結局書かれていることがよくわからない。所々を読むと参考になるのだが、続…

エンジニアのための時間管理術 Thomas A. Limoncelli(著), 株式会社クイープ(翻訳)

最近は購入したまま読んでいなかった本を読み、そして読んだまま感想を書いていなかったので短い単純な感想が多い。本書も同じように購入したまま読まず、読んでも感想を書いていなかったものになる。だが本書の感想としてはやはり面白くない。オライリーが…

宋文洲の傍目八目 宋 文洲(著)

前に読んだ「仕事ができない人は話も長い」で著者の宋文洲を面白い人だと思っていたので本書も読んだ。本書の内容も面白く著者の面白さもしることができたが、前書と違い本書は少し「中国人」と言う点について多く触れているのが気になる。確かに世間の人間…

残念な人の思考法 山崎将志(著)

なかなか読み物として面白い。著者が見てきた残念な人について解説し、それについての主観を書いている書籍と考えればよいだろうか。タイトルに書かれている「思考法」として考えるのではなく、単に「アホな人」の行動を知り、それを手本に自分の行動を考え…

3秒で落とす 元祖!「1枚企画書」 竹島 愼一郎(著)

よく意味がわからない。結局どうしたいのかがわからない。タイトルからも、パワーポイントでよく作られているような紙芝居型の企画書ではなく、A4一枚というシンプルな企画書を薦めているように思う。そして本書内でもその作り方が記載されている。3秒で落と…

数学序説 吉田 洋一(著), 赤 攝也(著)

帯に竹内薫のコメントとしてこう書かれていた。 本書は、数学嫌いの一般読者を数学好きにするためだけに送り出された。(中略)まさに孫の代まで読み継がれるべき名著である。 私は数学嫌いではないがコレに興味を持ち手に取った。そしてパラパラみると現代数…

史上最大の難問が解けた!―ミズIQの「フェルマー最終定理の証明」事件簿 マリリン ヴォス・サヴァント(著), 河野 至恩(翻訳), 吉永 良正(翻訳)

前に「論理思考力トレーニング法」を読んでサヴァントの書籍が面白かったので購入。本書は「フェルマーの最終定理」がどのような背景で証明されたかと言う内容になるが、前半はそもそもに数学とはどんなもので、それを証明するとはどういうことか、そもそも…

アホなんじゃねーかな

私は政治については語るつもりもないし、語りたくもない。なので政治については書かないが、ここ最近のアホどもの騒ぎようはまさにアホ丸出しではないか。まぁわかるかとは思うがISISの人質事件だ。FacebookでもTwitterでもブログなんかでも「人質救出のため…

編集者の仕事―本の魂は細部に宿る 柴田 光滋(著)

面白い。読書好きは読んでおいたほうが良い書籍だろう。 書籍を作る上で、編集者や出版社はどのように考えているのか、どのような理由からそうしているのかを知ることが出来る書籍だ。 例えば新書にしても各社によってサイズが違うし、そもそも新書や文庫、…

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 リチャード P. ファインマン(著), 大貫 昌子(翻訳)

ファインマンの書籍で最も有名なものになるだろうか。ファインマンという天才とされている人間の発想というものがわかる。世間では「○○発想法」という書籍で溢れているがそんな物嘘っぱちだ。発想とは真似るものではなくて自分から生み出されるものだ。誰か…

論理思考力トレーニング法―気がつかなかった数字の罠 マリリン ヴォス・サヴァント(著), 東方 雅美(翻訳)

以前に「数学的発想」と言う記事を書いたが、それはモンティ・ホール問題として世に広く知れ渡っているようだ。今となってはその記事の問題をどのようにして思いついたのか、過去に問題を見たことがあってそれがベースとなっているかはわからないが、その問…

困ります、ファインマンさん R.P. ファインマン (著), 大貫 昌子(翻訳)

先に読んだ「ご冗談でしょう、ファインマンさん」の続編になるだろうか。だが前作まではファインマンの突飛と言われるような行動や、その元となっているような考えが書かれているが、本書はそういった話は2章に書かれているものの全編というわけではない。前…

考える力をつける数学の本 岡部 恒治(著)

なかなか面白い。後半は単純な問題とその考え方、解法が書かれているが、前半には「考え方」についてが簡単に書かれている。そこが面白い。私はその後半を何問か問いてその簡単さ故に読み飛ばしたが、本書の前半にも書かれているように、これらの問題をもし…

般若心経は間違い? アルボムッレ スマナサーラ (著)

私は今までにも書いているように仏教徒であり神道者でもある。どちらも熱心な信者というものではなく「その考え方を大切にしている」というものになる。仏教徒としては日本における仏教の理解である大乗仏教ではなく、上座仏教、釈迦の考え方に近い釈迦仏教…

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉リチャード P. ファインマン(著), 大貫 昌子(翻訳)

先日に読んだ「ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉」の下巻。本書や先の上巻は非常に読みやすくわかりやすいものであると感じていたがそれもそのはずだ。翻訳者である大貫昌子はファインマンの直接の知人であったという。知人と言っても子どもが同窓生…

マーク・ザッカーバーグ 史上最速の仕事術 桑原 晃弥(著)

少々意味がわからない。本書は発売直後に購入し読んでいたが、改めて読みなおしてみたがやはり意味がわからなかった。タイトルからするとFacebookの創業者であるザッカーバーグについて書かれた書籍のように思えるがそうではない。その仕事術について書かれ…

考えるヒト 養老 孟司(著)

やはり養老 孟司は面白い。かなりの数の書籍を出しているので全てを読むのは難しいが、これから養老孟司の本を読んでいこう。やはり頭のいい人間の出している本は単発ではなくて大多数が面白い。単発で売れた書籍は数を重ねるごとに内容が薄くなっていくが、…

確率について

世間の人間は大多にして確率について勘違いをしているのではないだろうか。確率は小学校だか中学校で習うような基本的な考え方であるし、掛け算や足し算で行える非常に簡単な計算で求められるものだ。そしてその当時に習った数学の中では中々よく実生活の中…

実践 コンピュータビジョン Jan Erik Solem(著), 相川 愛三(翻訳)

これも「入門 機械学習」と同じ理由で読み始めたが、同じように10ページほどしか読まなかった。本書は画像処理を解説した書籍と考えればよいだろうか。画像処理は10年ほど前に勉強したことがあるが、あの当時に「二度とやるか」と思うほどに苦しんだものにな…

入門 機械学習 Drew Conway(著), John Myles White(著), 萩原 正人(翻訳), 奥野 陽(翻訳), 水野 貴明(翻訳), 木下 哲也(翻訳)

私の本棚には買ったまま読まなかった本で溢れているが、本書もその中の一つ。何を思ったか購入したが読んでいない。そして現在にまた興味を持ち読もうと思い手に取った。読まなくてもそれを購入しておくことで次に興味を持った時に読めるというのはやはり便…

家族八景 筒井 康隆(著)

筒井康隆と井筒和幸、ましてやファンファン大佐の違いもよくわからないが知り合いに薦められて借りたの読んだ。当人も中古で購入したのか書籍が非常に臭くて小口どころか喉まで紙が変色しきっている。昭和58年の29刷ということなので私よりも年上なのでコレ…

電子辞書は使うな

いやぁ便利だ。電子辞書は便利。超便利。だが学ぼうと思うのであれば電子辞書を使ってはいけない。電子辞書は答えを知るのには非常に便利だが、答え以外の何も教えてくれない。これは小学生に電卓を使わせるのと同じだ。電卓が便利なことに異論を唱えるもの…

YouTubeを見るなら権利を語るな

本当に世間の人はYouTubeをよく見ている。何かの話をしているとYouTubeのリンクが送られてくることも頻繁にある。だが思うのはYouTubeを見るのであれば権利を語るな、行使するなと言うこと。私からすればYouTubeを見ている人間の著作権は守る必要がない。な…

使わない知識は知らないのと同じ

これは常に考えて置かなければならない。私は頻繁に「知ってたんだけどねぇー」、「私も思いついてついたんだけど」、「そんなことくらい私も知っている」と言う言葉を耳にする。知っていたけどやれなかった、知っていたけど先にやられた、そんなこと言われ…

Python2とPython3は、迷うこと無くPython3だろ

今までにも何度か「Python2かPython3かどちらを使うべきか」と言う記事を読んだことがある。これが5年前であればまだしも、ここ3年、ましてや去年以降もなぜそれで悩むのかが理解出来ない。そして、つい最近にも同じような記事を読んだ。どの記事に置いても…

いい日旅立ち

いやぁ、今まで何度か金銭的な都合で引っ越しをしなければならなくなりつつ、その場その場で場当たり的にごまかしてきましたが、ついにそれも出来なくなりました。場当たり的にごまかせばもう少しいることも可能なのですが、なんと2月末がアパートの更新にな…

日本人におもてなしなんて出来ないだろう

最近は「おもてなし」と言う言葉が流行っているようだ。私は知らなかったのだが、調べてみるとオリンピック総会にて滝川クリステルが発言したので有名に成り、そしてそのまま流行語対象にもなったようだ。Wikipediaにて「おもてなし」というそのまんまの項目…

インフルエンザなんてほっときゃ治る

さて私奴は絶賛インフルエンザ中であります。右手の親指が横に90度曲がった状態でも自分で戻して一週間ほど病院に行かなかった私がその程度で病院に行くわけがありません。インフルエンザと診断されている妹と同居している人と買物に出かけ、翌日にはその妹…

本にカバーをつける馬鹿

馬鹿とは言い過ぎかも知れないが、本にカバーをつけてる人ってなんなのだろう。書店で本を買うと毎回「カバーはお付けしますか?」と聞かれる。もちろん返事は「いらないです」だ。「買い物袋は要りませんカード」がスーパーのレジにあるように、「カバーは要…