ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法 Andy Hunt(著), 武舎 広幸(翻訳), 武舎 るみ(翻訳)

先の「エンジニアのための時間管理術」の感想でオライリーの書籍は読みづらいと書いたが、本書はそれが非常に大きかった。

脳の構造からの思考法について書かれているふうであるが、結局書かれていることがよくわからない。所々を読むと参考になるのだが、続きで読むとわけがわからない。

とにかく端的に、連続性のない内容であるためにちょこちょこ読むのがいいだろう。

リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法

リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法


先の書籍もそうだが、結局はよくある「勉強法」としての書籍だ。日本では苫米地英人なども多く出している考え方であるように思う。

そしてこれもご多分に漏れず、オライリーが出しているのであるからエンジニア向けに、エンジニア視点で書かれており、著者も作家ではなくエンジニアの人になる。なので読みづらい。

普段からあまり本を読まなければ気にならないかも知れないが、日々作家の書籍を多く読んでいると、どうしてもその読みづらさが気になってしまう。これはもちろん私の先入観が悪いのだろう。



先にも書いたように本書はちょこちょこと読むと参考になるかと思う。トイレなどに置いておき、連続で読むのではなく、パッと開いたところを読むと面白い。今もそうしてみると読むことが出来る。



本書も先の書籍と同じように全体にわたって流し読みをしたためにあまり内容は理解できていないが、そのように今後共にちょこちょこと読んでいこうかと思う。