ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

長生きの健康常識はウソばかり――最高のアンチエイジング入門 根来 秀行(著)

コレは酷い。いいたかないが、コレは酷い。

何の知識もないジジババであれば少しでも参考になる部分があるのかも知れないが、タイトルをみて買おうと思った方には意味がないだろう。

なんてったって中身が薄い。書かれている内容が何の当たり障りもないものばかりだ。

「ウソばかり」としているのに、そのウソについては書かれていない。なにが「長生きの健康常識」なのだろうか。

商売として単に何かをけなし、それに興味を持った方から収益を得ようとしているとしか思えない。


書かれていることは本当に当たり障りのないものだ。そしてそもそもの「長生き」についてはほとんど触れられていない。それは目次を見てもらえば明らかだろう。

とにかく本書を読むのであれば、そのタイトルの内容が気になるのであれば他の書籍を読んだほうが良い。本書はよんでもほとんど意味がないだろう。

体によい食事 ダメな食事」の方がよっぽど役に立ち実用的だろう。本書を読んだところで何か行動できるわけではないが、この書籍であれば普段から実践できることが書かれている。



1500円も払ってこの内容だからこんな感想になるのではなく、タイトルがあまりにも人を騙そうとしているのではないかと思えたからこう書く。著者の紹介に書かれている「ハーバード大学医学部客員教授」というのも、内容に箔をつけようとして書いているのであろう。