ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

201冊目で私が一番伝えたかったこと 苫米地英人(著)

201冊めということで苫米地英人自らのことが語られるのかと思いきやそうではなかった。勝手に想像していた自分が悪いだけだが。 基本的には現在までに出した書籍の中から、英語や魔女なんかのような特定の目的に特化した書籍以外の内容(スコトーマやコンフォ…

これがメンタリズムです メンタリストDaiGo(著)

私はDaiGoについてあまり知らないし、パフォーマンスもほとんど見たことがない。だがメンタリズムに興味が会ったので読んでみた。 内容としてはDaiGoのパフォーマンスの解説と、その錯覚が何故生まれるのかという簡単な紹介になる。 錯覚についてわからない…

寝る前1分記憶術 高島徹治(著)

書店で本書をパッと開いた時に脳について書かれているところが目に入ったいので「脳科学に基づいた内容が書かれている」と思い手に取った。だが読んでみるとそうではなかった。 確かに少しは脳について解説しているが、それはほとんどタイトルの記憶とは関係…

あなたを天才にするスマートノート 岡田 斗司夫(著)

岡田斗司夫と言う人の話は何度か聞いたことが有るが、果たしてこの人が天才なのか。 いや、私が見た内容では決して天才ではないし、そもそもにあまり頭が良いとは思えなかった。特定の面だけを見てコレを決めるのは良くないが、私が見た限りでは、先入観や思…

ORMは重要だ

昨日にBottleのコードを読んでいたので今日はPeeweeのコードでも読もうかと思っていたのだが、そのPeeweeのコードでわからない部分を調べていると面白い記事を見つけた。 その記事はこちら「http://redtower.tumblr.com/post/37364225033/sql-o-r」。 内容は…

時計をあえて進める意味

腕時計やスマートフォン、パソコンの時計をあえて正しい時間よりも薦めている人が居るということだ。 理由を聞いてみると「集合時間や締め切りに遅れがちなのであえて進めて遅れないようにしている」とのことだ。 馬鹿げていると思いつつ聞いてみると、やは…

腕時計は右腕、左腕、内向き、外向き、どのようにつけるのか

私は外に出る際は腕時計をほぼつけている。腕時計をつけないで出かけるのは自販機への買い物程度だろうか。 高校の頃からそうしてきたからすでに「腕時計を装着すること」が習慣になり、無自覚に装着している。財布や携帯電話は持たずに出かけることが多いの…

日本人だけが知らない戦争論 苫米地英人(著)

苫米地英人の最新刊を予約するにあたって手前の書籍を読んでいなかったので購入。 戦争参加者の考えについては高部正樹の「傭兵の誇り」を読めば参考になるかと思うが、そもそもその戦争は何故引き起こされるのかという背景が書かれている書籍。 タイトルに…

ソーシャルもうええねん 村上福之(著)

タイトルと表紙からは「SNSで嫌なことでも会ったかな」と思ったが内容は至って真面目だった。 最近のSNSの問題点などは私も書いているが、著者はそれ以上にいろいろとSNSを活用してきてその問題点を理解している。 私はそもそもSNSを使う気がないので問題点…

マイナス同士の掛け算はなぜプラスになるのか

「数学を考える」で、「マイナス値同士の掛け算は何故プラスになるのか」と言う問題を書いた。 これは先の記事の通り「手続きと本質の違い」をきちんと理解しているかという問いかけたつもりであった。だが数人に質問した所、驚くべきことにそれを説明できる…

売れているものを売るのか、売りたいものを売るのか

先に「赤字なら受託しないほうがいいのか」を書いた。 それと関連してよく聞くのが「そんなもの売れない」と言う話。例えば最近ならADSL回線や光回線と言った普及の過渡期が過ぎた商品や、高級ボールペンというような需要があまり無いような商品。 そういっ…

アナログ時計、デジタル時計のどちらがいいのか

先の「アナログ時計なんてものは存在しない」に続いてこの記事でもうざいような内容を書く。結論はない。結局はどっちでも用途に応じて使い分ければ良い。 「絶対アナログ表示!!」、「絶対デジタル表示!!」と言う人がいるが、それは自分の考えを人に押し付け…

モンキーはシェイクスピアになる夢を見る

昨日に書いた「モンキーはシェイクスピアになりうるか」で、モンキーがシェイクスピアになるには無限不可能性ドライブよりも通常進化を行ったほうが確実で幾分も早いということが予想できた。 それどころか、いくらランダムにコンピュータに計算されたところ…

モンキーはシェイクスピアになりうるか

無限の猿定理と言う言葉を知っているだろうか。 概念は確率論として知っていたが、そんな「原子も積もれば心(宇宙)になる」的な概念にこんな素敵な名前がついているとは知らなかった。 「無限のモンキー」素晴らしい。 概念としては、どれだけ微小な確率であ…

予定不調和 長神 風二(著)

今後科学が進歩し、現在製品化されていないものが製品化されていけばどうなるか。そこでどんな問題が発生するか。ということを物語を交えて解説している書籍。 例えば20年前からすれば、現在のスマートフォンはSFの世界であったはずだ。 それと同じように、…

情報処理のテキスト

世間の情報処理のテキストというのは誰向けに書かれているのだろうか。 私が思うにどうも中学生や高校生をターゲットにしているようにしか思えない。そうなると、そのテキストを大学生以上の人間が読んで勉強するというのはなかなか難しい。 中学生や高校生…

怖くて眠れなくなる科学 竹内 薫(著)

先日に読んだ「超・超面白くて眠れなくなる数学」なんかと同じシリーズのようだが、もちろん本書も眠れなくなるということはない。 内容も一般的なことが書かれているだけになるが、これらを知らない人が読めば面白く読み物としても楽しめるだろう。 怖くて…

ふしぎな思考実験の世界 ~科学の大発見の秘密を解きあかす~ 桑嶋 幹(著)

なかなか面白い。 私は思考実験というタイトルを見て心理学実験のようなものを想像したが、実際には全く違う。思考実験というよりも、これまでの科学者はどのように思考し、実験し、科学が発展してきたかという内容になる。 ふしぎな思考実験の世界 ~科学の…

数学を考える

先日に「超・超面白くて眠れなくなる数学」として、書籍の感想とその書籍の問題点を書いた。 だがコレはその書籍の問題ではなく、昨今の数学教育の問題点でも有るかと思う。 例えば学校教育ではそれを理解しているかという「本質」よりも、それを暗記してい…

メモは忘れるためにする

今までに勉強法記事にも書いてきたが、どうも世間では「メモ」と言うものを勘違いしているのではないだろうか。 もちろん勉強では「メモを取る」ではなく「ノートを取る」と考えているかも知れないが、それは同じものだ。 是非とも考えなおして欲しいので何…

芸術品に価値はない

私はアルフォンス・ミュシャの絵(リトグラフ)が好きだし、作者は特に限定しないが日本画も水墨画も好きだ。 だがそれぞれを買うとなったらポスター「が」(「でも」ではない)いいし、ミュシャのリトグラフを買うとなっても最近の刷が良い。 理由は単純で、ポ…

超・超面白くて眠れなくなる数学 桜井進(著)

先に書いた「面白くて眠れなくなる数学」と連続で読んだ。シリーズとして3作出ているようだが、2作目がなかったので飛ばして3作目の本作。 1作目が売れたのかわからないが、もともとはシリーズとして構成されていなかったものを無理やり同じような内容で出し…

面白くて眠れなくなる数学 桜井進(著)

眠れなくなるということはない。そして面白いと思うところもない。 タイトルに偽りあり。JARO呼んでこい。 これなら「本の虫」を読んだ時の方がバカバカしくて笑えた。 面白くて眠れなくなる数学 作者: 桜井進 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2010/07/1…

日本買収計画 苫米地英人(著)

タイトルからは非常に胡散臭く感じるかも知れないが、タイトルに書かれていることが全てである。 「日本を買収する」とは誰からか。日本は今も昔も日本人のものじゃないか。と思ってしまったら本書を読んだほうが良いだろう。 本書は現在日本が置かれている…

まずは、「信じる」ことをやめなさい 苫米地英人(著)

信じるということはどのような問題があるのかということが書かれている。 「信じる」というのは信頼関係であり、それを結ぶことは美徳のように感じられている。だがそれは本当に危険な発想だろう。それに関してはまた別の記事にしたが、私はそう感じていたの…

なりたい自分になれる 最強の自己プロデュース力 苫米地英人(著)

今までに読んだ苫米地英人の書籍の中では最もライトな内容だろうか。 冒頭にも書かれているが、他の書籍を理解できなかった人からの質問がベースになっており、既存の書籍をより具体的に説明しているだけになる。なので、他の書籍を理解できるような人は読ま…

乱読のセレンディピティ 外山 滋比古(著)

なんだかよくわからない。以前にも著者の「思考の整理学」を読んだがそれと同じ感想だ。 前書は確かに最近の教育問題を指摘しているが、それであれば「頭にガツンと一撃」の方が具体的かつわかりやすく書かれている。 どうも著者の話は具体性に欠け、例示も…

本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする〝読自〟の技術 小飼弾(著)

久しぶりに本を読んだ。これまでも読んではいたが、引越し前のように日に何冊や、週に何冊も読めてはおらず、月に数冊程度であった。いい読書場所を見つけたのでこれからはまた読めるようになるだろう。 そして今回よんだ小飼弾の本も久しぶりになるだろう。…

asics LYTERACER TS 4

Amazonほしい物リストからいいものを貰った。 他にも今までにいくつか貰っているのだが、引っ越しやらバタバタで書いていなかったのでそれらはおいおい記事にしていきたい。貰ったのはいいものばかりだ。 今回頂いたのはタイトルの通り、アシックスのランニ…

アナログ時計なんてものは存在しない

私は時計に関してはうるさい。時計の動作音は静かな方がいいが、私はそれについて非常に大きな声で話す。 世間では時計がアナログ時計、デジタル時計という呼び方で分けられている。だが本質的にアナログ「動作」の時計など存在しない。それを理解しているだ…