ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

ふしぎな思考実験の世界 ~科学の大発見の秘密を解きあかす~ 桑嶋 幹(著)

なかなか面白い。

私は思考実験というタイトルを見て心理学実験のようなものを想像したが、実際には全く違う。思考実験というよりも、これまでの科学者はどのように思考し、実験し、科学が発展してきたかという内容になる。

 

ふしぎな思考実験の世界 ~科学の大発見の秘密を解きあかす~ (知りたい! サイエンス)

ふしぎな思考実験の世界 ~科学の大発見の秘密を解きあかす~ (知りたい! サイエンス)

 

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最初には確率の話が有り思考的な面白いように感じたが、それ以後はコロッと変わって科学の話になる。

だが内容としては、天動説から地動説へはどう考えられ、実験されて変わっていったかや、中盤からは相対論についての歴史的なものになる。主には現在使われている科学のベースとその歴史のようなものだろうか。

内容としても具体的に絵が使われていたりとわかりやすいと感じる。

 

高校生くらいが読むのにはちょうどよい書籍だろう。