平和を望んでいるなんて幻想
戦争を望んでいない?平和を望んでいる?そんなものは幻想だ。
平和を望み、戦争を望まないのであればなぜあなたはあなたの財産を独占するのか。なぜ共有しないのか。
戦争とは、国の思想や財産、国民を守り、それを維持発展しようとするから起こるものであり、あなたの生命や財産を守るために行われるものなのだ。
ようするにはあなたが自分の財産を守ろうとすることは一種の戦争だ。あなたが戦争を起こし望んでいるのだ。
日本が戦ってくれて感謝しています アジアが賞賛する日本とあの戦争
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「戦争」とは「争い」であり、争いには複数の当事者が必要になる。その当事者が国家であればそれが戦争と呼ばれ、個人や法人などの場合は紛争と呼ばれるものになる。
ようするには「戦争を望まない」とは「紛争を望まない」と言うことになり、「紛争」とは「争い」そのものである。
いや、戦争を「望まない」では不十分だ。望もうが望まなかろうが戦争は戦争だ。それが起きた以上それにかわりはない。「戦争を望まない」と思うのであれば「望まない」ではなく「行ってはいけない」。「望まない」で終わってしまっては「望まない戦争」を容認しているということだ。
もしあなたが「争いを望まない」と思っているのであれば、あなたはなぜ家の鍵を閉めるのか。それは他人を信用しておらず、他人から自分の財産を守ろうとしているからではないだろうか
これも争いだ。
「他人から財産を守る」ことは侵入者との争いにほかならない。財産を奪われないにしても、他人があなたの土地に人が入ってくるようであればそれを拒もうとするのではないだろうか。
そのような侵入に気づけば警察に連絡することや、昔ながらのゴルフクラブを片手に自らを、家族を、財産を守ろうとするのではないだろうか。
これが武力行使だ。これが戦争なのだ。個人レベルの争いが膨らみ国家レベルの争いになるのだ。そもそも土地というものは国家が統治しているものであり、通貨も国家の信用のもとで成り立っている。戦時中は敵国の通貨の換金が出来ないために価値がなくなるのはそのためだ。
国家の暴走による預金封鎖と言う前例も日本にはあるが、要するには国民の財産を守り、土地を守るためには国家は戦わなければならない。あなたを守るために国家が戦うことが戦争なのだ。
だからこそ、あなたが自分の財産を守り、侵略されたくないと望むことは戦争を望んでいるということになる。
争うほど平和を愛してる
坂本真綾の歌にこのような歌詞がある。
まさにこれが真なのだ。世界平和を望むのであれば、「自分の財産を守ろうとしている人間」と争う必要がある。世界平和を望むのであればその思想を共有しなければならない。世界の頂点に立つからこそにその思想を世界に広めることが出来るのだ。その頂点に立つためには世界中を敵に回し争わなければならない。
ジョン・レノンを代表として、ミュージシャンは「ラブ&ピース」と言う言葉をよく使う。それに多くの人が共感している。
厳しく言えば、彼らの言っている「ラブ」とは、「喧嘩をしないで、セックスをしよう」と言う意味。自己満足のラブだ。仏教で言う「慈悲」でもなければ、キリスト教の「アガペー(無償の愛)」でもない。苫米地英人大全1 成功への思考法 苫米地 英人(著)より
あなたの言っている「平和」など所詮この程度のものなのだ。
もしも、もしも本当に戦争を望まないでのあればあなたの財産を全て人に与えることだ。それが出来ないのであれば平和を望むことなど到底出来るわけがない。
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