ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

さくらのクラウドからVPSに移行した

一年前に「さくらのクラウドとVPSのベンチマーク比較」にてさくらのクラウドVPSベンチマークを比較した。

そして5倍以上高価であるにも関わらず、性能が一長一短あるとはいえ、スケールを考えてクラウドを利用することにした。だが、つい先日にさくらのVPSに戻した。

そういうふうにできている (新潮文庫)

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理由は単純で、さくらのクラウドを契約した直後に「さくらインターネット、複数台対応など「さくらのVPS」の大規模サービスアップデートを実施」にあるようにVPSがローカルネットワークに対応したというのが理由になる。

現在のサービスでもスケールアップさせることはあったのだが、少しスケールアップさせるだけでも万単位で値段が上がる上に結局DiskIOなんかがネックになることがあったのでスケールアウトが必要になることがあった。スケールアップの上スケールアウトさせると涙が出るくらいの出費になる。正直そこまで利益が出ない。なので必要がなくなるとすぐにスケールダウンさせたりと手間が大変であった。

だが先のVPSのローカルエリアネットワーク対応で、VPSもスケールアウトさせることが可能となった。VPSなら一番高い契約をスケールアウトさせても月額8000円だ。これなら維持できないこともない。そして何より基本的に安い。クラウド契約の何分の一かの費用で基本維持が出来る。

たしかにクラウドの1日単位のスケールアウトは魅力であったがこの価格は個人サービスを維持するには利益が吹っ飛び赤字になるくらいの物になった。だがまた利益が出ればクラウドに戻るかもしれない。サーバジプシーだ。


ということで先日にVPSに移動させた。サービスはDNSの変更中も平行に動かし同期していたので停止時間はなくデータの損失もないかと思うが何か問題があれば連絡を頂きたい。

利用者には告知したが、サーバ整理でいくつかのサービスを閉じることにした。代替サービスは連絡済みだ。サービスではなくツールはいきなりのシャットダウンとなったが、どれも本家が対応済みのツールを閉じたので、利用がっては違うが本家のものを使っていただけると問題ないようにしている。


いやぁ、だがさくらインターネットのサービスは便利だ。10年強前からさくらインターネットを使い、その間にいくつものホスティングを試したことがあるがどこもさくらインターネットの品質には及ばない。Joe'sを使った時は涙が出るくらい笑えたが良いサービスとはわけが違う良さだ。