ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

エクセル・サーガ 六道 神士(著)

いやぁ、面白い。1年ぶり位に全巻読み直したがやはり面白い。

私が本書を読んでいたのは高校の頃になるかと思う。当時は10巻ちょいまで出ていて読んでいたのだが、進展が遅いのと、いつ終わるかわからないために「終わってから読もう」とずっと待っていて、2011年に最終回となり、すぐに全巻購入した。

そして当時も一気に1日で読んだのだが、ここまで面白く、何度も読める漫画も珍しい。私は現在、ワンピースとベルセルクだけを「終わってから読もう」とまっているのだが、エクセルサーガが終わるまではエクセルサーガを含め、3つの漫画が終わるのを待っていた。

エクセル・サーガ 27 (ヤングキングコミックス)

エクセル・サーガ 27 (ヤングキングコミックス)


最終回に近づくに連れてよくわからない部分が出てくるが気にせずに読み進めるしか無い。最後に宇美君が幼児化していた理由が特に全くわからない。

私は当時からコミックを読んでおり、最終巻が出てからコミックを全巻揃えた。コミックの最終巻が出ると言う話が出ていた時から「大幅に加筆して結末が異なる」という話は見ていたが「加筆」ということで、最終ミッションの前で雑誌連載は終わっていたと勝手に解釈していたが、今現在に調べてみると「加筆」ではなく全く違った結果になっていたようだ。

かなり興味があり読みたいのだが、すでに3年近く経過してしまっているために雑誌が手に入る当てがない。図書館にも漫画雑誌はないしどのようにして手に入れるべきか。国立国会図書館ヤングキングアワーズが収納されているか聞いて、あれば大阪に行く時に寄ってこようかと思う。それ程に読みたい。「わるがKids」の最終回も非常に気になるのだがこれはもう絶望的に情報がない。

今手に入る情報も将来的には同じように手に入らなくなるため、今気になっていることは今調べなければならない。


閑話休題

私がエクセルサーガを知ったのは、ラジオ「宮村優子の直球で行こう」の公開録音の際にエクセルガールズ(高橋美佳子小林由美子)が最終ステージということで歌っていたのを聞いたのが最初かと思う。当時は興味がなかったのだが、アニメを見たか、たまたま何かのきっかけで漫画を読むと面白く読み始めた。そして先に書いたとおりに当時出ていた10巻ちょいまで読んだものの最終巻が出るまで待ち一気に読んだことになる。

アニメも見たものの、実際のところは全話5回づつ程度は見ているがよく意味がわからない。最終巻が出る前に放送が始まり、最終巻が出る前に終わったので結末は全く異なるが、アニメも結末の方は非常に面白かった。


エクセルサーガを読んでいない方は今後も読むことがないかもしれないが、非常に面白いのでなにか漫画を読もうと思っている方にはおすすめしたい。私は最初から面白かったが、数巻読んで面白みを感じなかったとしても14巻程度までは読んでいただきたい。そこからが結末に向けて進み始める箇所で、そこからが特に面白い。

かといって14巻から読めばいいというわけではなく、それまでで世界観や背景などの説明や描画があるため読んで置かなければ理解できない。これはベルセルクの1巻を読んで投げるのではなく、せめて5巻までは読んで欲しいと言うのと同じことかと思う。19巻くらいまでは特に面白い。シールケが出てきてからはめちゃくちゃになってしまったが・・・。


私もエクセルのように夢中に慣れることが、夢中に仰げる御身が欲しい。一挙手一投足を捧げられる人生でありたい。本当に夢のある世界だ。

そして、最終巻の最終ページのあとがどのようになったのかが気になって仕方がない。私は漫画や映画、小説を読むのに向かない人間だ。そこで「終わっている」にもかかわらず、その先が気になって気になって気になって仕方がない。漫画や映画を現実にあるものと考えてしまい、その登場人物もその先に生きていくと考えてしまうのだ。

それ故にその先がどうしても気になってしまう。この性格をどうにかしなければな。


さて、是非ともエクセルサーガを読むんだ。そして語ろう。

SIF エクセル・サーガ BOX

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