ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

図解 百戦百勝のメモ術・ノート術―仕事、年収、昇格…人生は「書きグセ」で決まる! 本田 尚也(著)

本書は具体的な理由を無く、単に「メモをしろ」と繰り返しているものになる。メモの技術やメモの必要性を説いているのではなく、単に「メモをしろ」と言っている。

所々に理由のようなものが書かれているが、それらには根拠がない。根拠のない著者の主張だ。


このような本であるため、メモの必要性を確認したいと考えている人や、メモの必要性は感じているがメモをする方法がわからないと考えている人には向かない。

本書を読むのに向く人は、「メモの必要性がわからない」人だ。「メモの必要性を説かれても、メモをする理由がわからない」。このような人もいるはずだ。そういった人たちが実際にメモの必要性を感じるには「メモを取る」しかない。

だからこそ本書を読み、理由もなしにただメモをとってほしい。そうして続けていけば実体験としてメモの重要性に気がつける。


メモはいいものだ。

メモの技術

メモの技術

できる人のメモの技術 (中経の文庫)

できる人のメモの技術 (中経の文庫)