ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

無印良品 クラフト付箋紙

私は文房具が好きだ。だが文房具にはハズレが多い。あまり買い換えられることがないために、買い替えを促そうと無駄な機能をつけたり期間限定のキャラクタ提携などわけのわからない文房具だらけだ。

またドンドンとモデルチェンジをするために、気に入ったものがあればいくつかかって置かなければ1年後に手に入らないかもしれない。

私は一度便利だと思ったものを使い続ける。例えば消耗品のノリやテープなども一度気に入れば他のものを試したりせずにそれを使い続ける。それも数年分をまとめ買いする。付箋なら10パック以上を一気にまとめ買いする。

そんな中で、先日たまたまに無印良品で待ち合わせをしている中でヨサゲなものを見つけた。その名も「クラフト付箋紙」。使うまでは「便利」だと思ったのだが、使ってみると「これはダメだ」と思ったのでその感想を残しておく。


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画像のように私は今までにポストイットのスリム見出しミニを使っていた。これは非常に便利だ。かれこれ30パックは購入しているかと思う。

便利なのだが欲を言うと不便なところがあり、紙が非常に脆い。紙が一般のポストイットと同じ厚さのため、小さい分すぐに破けてしまう。私はこの付箋を書籍の気になるところにじゃんじゃんと貼りつけていくのだが、かばんの中に入れたりしていると付箋がクチャクチャになってしまったり破けてしまうこともある。

そんな不満を持っていたので、無印良品でクラフト付箋紙を見つけた際には「紙が厚いから破けにくいだろう」と想像した。付箋自体も少々大きいため、さらに破けにくいと想像できる。


そして使ってみると・・・。慥かに破けはしないが、すぐに剥がれる。書籍に貼ると、読んでいると自然に落下してしまうほどに粘着力が弱い。これは洒落にならない。付箋を貼る意味がなくなってしまう。

強く抑えて貼りつけたとしても、紙が硬い分カバンの中で折り曲がるより前に粘着力が紙に負けて取れてしまう。これは折れ曲がるより、破けるよりも質が悪い。

そして最も悪いのは、付箋をはがすと紙にノリが残ってしまう。これは書籍にとって非常に悪い。付箋を取った後の書籍はページがくっついてしまう。長期的に見るとノリの部分の変色もあるかと思う。国産だと思って安心したが、国産にもひどいものはあるんだと認識。

使ってみると本当にひどい製品だった。あまり無印良品に行くことは無いので5パック買ってしまったことが悔やまれる。欲しい人がいれば上げます。


それに引き換え、紙は折れやすいもののポストイットは非常に使いやすい。自然に剥がれたことはないし、剥がし絵もノリが残らない。

いやぁ、本当に目新しいからと購入するべきじゃない。

100円均一にも付箋は売っているが非常に出来が悪い。少々高くてもポストイットを使うべきだ。これは本当に粘着力も髪質もちゃんと考えられている。100円均一の付箋紙を使ったことがあるが、ブロックから剥がすと、そのノリの部分がいきなり反ってしまい使い物にならなかった。ポストイットなら平の状態のまま剥がすことができる。