ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

環境問題のウソ 池田 清彦(著)

世間で言われている「地球温暖化」や「ダイオキシンの有害性」、「外来種問題」、「自然保護」について、その嘘と問題点を指摘している書籍。

私は疑い深い性格からかそれらが本当に問題なのか調べたことによりそれらの嘘を理解しているが、世間ではメディアの言われるがままにそれらを信じて布教している人たちがいる。

以前に「反韓とか嫌韓とか言ってる奴って、お前らがバカにしてる韓国人よりバカだよな」を書いたし、メディアで自分の都合の悪い報道がされていれば「メディアは嘘しかつかない」と批判すにもかかわらず、それらの問題については鵜呑みにして信じる。

アホな人間は自分の都合の悪い問題は批判して、根拠を取らずに自分に都合の良い点のみを信じる。これがアホだと思うのだがそのアホが多数派な故に質が悪い。アホは頭のいい人間に都合よく操作されて生きてゆくことを受け入れて黙っていて欲しい。

環境問題のウソ (ちくまプリマー新書)

環境問題のウソ (ちくまプリマー新書)


そんなこんなで、是非とも本書を読んで欲しい。こう言ってもアホな人間はそれらを否定するだろうが、私は本書を読み本書を鵜呑みにして欲しいというわけではない。本書の内容についても裏を取らなければならない。

対立する双方の意見を知り、そのどちらの意見を支持するかは自分次第だ。だが、どちらかの意見しか知らず、対立する意見を理解せずに批判するのはアホの所業だ。自分が理解できないがゆえに批判するしか行動がないのだ。

対立する意見を知っていれば、その意見を出されたとしてもきちんと反論できる。アホを批判すると感情に任せて逆上するのは理解ができないがためにそうするほかないのだ。

そういった人間に限って、「自分が見たものしか信じない」と言い出すが、であればなぜ地球は丸いと、地球が自転していると、公転していると信じているのだろうか。それは科学ではなく宗教だ。宗教と科学の違いは「反証」できるかどうかでしか無い。

「こうに決まっている」や「絶対」と言った時点でそれは「科学」ではなく「宗教」だ。


私が知る限りではそのようなアホな人々は宗教を批判するようだが、自分が信じていることが宗教だという事をわかっていない。それ程にあなたの宗教があなたを形作っているという事を理解できていない。

その宗教にすがりつくが為にアホである必要があるのかもしれないが。いや、アホだからこそその宗教を自分の中に創りださざるを得なかったのかもしれない。