ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

「頭がいい人」は脳をどう鍛えたか 保坂 隆(著)

巷に溢れている「頭が良くなる方法」のような書籍と内容は変わらない。奥付前の「参考図書」を見てもらえばわかるが、参考図書も同じような「頭が良くなる50の方法」のような書籍ばかりになる。

結局はそのような内容の寄せ集めだ。

「頭がいい人」は脳をどう鍛えたか (中公新書ラクレ)

「頭がいい人」は脳をどう鍛えたか (中公新書ラクレ)


それらの書籍の多くは根拠がなく著者の感覚から書かれていることが多いが、本書は根拠があるような無いようなものが多い。根拠っぽく書かれているが、結局は著者の調べた内容が主になる。

参考著書が多くそれらの書籍のいいとこ取りをしたような書籍になる分、それらから選りすぐった内容が書かれている。

ただし、タイトルの「頭がいい人」という人は出てこないし、どう鍛えたかというのにも触れられていない。「こうすれば脳は鍛えられるんじゃないだろうか」と言うような内容になる。


根拠がないがそれっぽく書かれているので、藁にもすがる気持ちで読むと信じて行動できるかもしれない。