ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

ふざけるなlivedoorって話

いやマジで。私は「言ったことをやれ」と散々言ってきたし、自分もそう行動してきたつもりだ。これは私の考えと行動なので他人には関係のないことかもしれない。

だがしかし「言ったことをやらない」とは万人が望むべきことではないはずだ。例えば「明日の18時」と約束しているにも関わらずその時間に遅れることや、その時間を過ぎてからキャンセルの連絡があること、そもそも連絡すら無いと大半の人間が怒り出すであろう。もちろん何らかの理由があるのであれば仕方がないが、それは後に知ることであり、その当時としては怒りを感じることに変わりはない。

「言ったこと」とは約束であり、法的に言うと契約だ。その言ったことをやらないとは約束を破ることであり、契約の不履行だ。

そのようなことを個人に怒りを感じるのであれば企業にはことさら怒りを感じるのではないだろうか。

Appleはかなりこの「言ったことを曲げる」と言う行動が多いので別枠だ。信者と呼ばれるような特殊な人たちはそれに慣れてしまっているためにAppleの発言を真に受けなくなってしまっている。このように「日頃から嘘を吐く人(会社)」と言うことを前提にしていれば怒りを感じないかもしれないが、日頃は常識人ぶっている人たちが言ったことをやらないのは非常に腹立たしい。


私はlivedoor Readerを1年ほど使っていた。GoogleReaderが終了してからlivedoor Readerに移行した。

だがそのlivedoor Readerもつい先日に「【重要】 livedoor Reader サービス終了のお知らせ」として終了をアナウンスした。2014年12月をもって終了するという「宣言」だ。

終了予定としたのではなく「終了いたします」と終了を宣言した。宣言したのであればそれはユーザとの契約解除を言い渡したにほかならない。ユーザはその解除請求に基づき解除を行う。それが契約の流れだ。

当初は先の記事にfeedlyへの移行手順の記載もあったが、現在は丸々削除されている。お知らせとしたこともlivedoorは削除した。


理由は【重要】 サービス終了撤回のお知らせだ。バカを言うんじゃないと。終了を宣言しておいて2週間で撤回だ。そもそもその内容がおかしい。

先日、サービス終了をお知らせした livedoor Reader ですが、みなさまのご要望を受けこれを撤回し、サービス継続の道を検討中です。

終了を宣言するということは、終了させない手はないということにほかならない。ユーザのことを考えているのであれば、宣言をする前にサービス継続の方法を考え最善を尽くしていくのではないだろうか。外野の私からすれば社内でどのような手が尽くされたのかはわからないが、「ご要望を受け撤回」する程度であれば全く手をつけようとしていかったと考えられる。

当然だ。ユーザが一人でもいるのであれば、そのユーザはlivedoor Readerを使いたくて使っているわけだ。それが終了するとなると「終了して欲しくない」と言う要望が多数あるのは当然だ。それがわからないバカは居まい。

だがその要望を受け撤回したようだ。いや、正確には撤回されていない。サービスが終了することは撤回したが、サービスが継続することは宣言されていない。あくまでも「検討中」だ。

よくもまぁその検討段階で終了を撤回したものだ。検討中ということはサービス継続も終了も両方の選択肢があるというわけだ。それが決まっていない段階で終了を撤回するのもおかしい。正直ユーザのことなど何も考えられていはいない。ユーザのことを考えているのであれば、継続が決定した段階で宣言すべきだ。そうしなければユーザはどう動いていけばいいのかわからない。混乱を招いているだけだ。

なぜ検討段階で終了を撤回したか。理由は単純だ。先にも書いたがfeedlyへの移行手順が削除されている。早めに終了を撤回して置かなければどんどんとユーザがfeedlyに流れていくためだ。もしサービスの継続が決まったとしても大半のユーザが他に移行してからでは意味がない。なので検討中の段階でも少しでも早くユーザの流出を阻止しなければならないのだ。そのために検討段階で撤回の記事を書きfeedlyへの移行手順を削除した。

ユーザはこんな馬鹿な身勝手な会社のサービスを使っていこうと思うのだろうか。少なくとも私は思わない。

また、一度終了に傾いたサービスは収益性などなんらかの問題があるからそうなったのだ。たとえ今回継続となったとしても今後や一年後にも継続されていくとは限らない。他のサービスよりも終了する可能性は高いものとなるだろう。


いやぁ、本当にこれには腹が経った。もちろん終了することも終了を撤回することも仕方ない場面がある。終了することは収益性の面で仕方なく、それを撤回することも会社のイメージのために仕方ないことかもしれない。だがしかし、その撤回を検討段階でするというのは非常に腹立たしい。本当にユーザを振り回そうとしているとしか考えられない。


ちなみに私はlivedoor Readerのクライアントを作っていた。探してもクライアントが見つからなかったために自分で作った。だがしかし、終了が宣言されたのでlivedoor Readerのクライアントは削除した。もちろんもう使うことがない物は捨てる。ソースコードも全てだ。

そしてアグリゲータサービスは不安定だと思いここ1週間ちょいでローカルクライアントを作っていた。そこでこの終了撤回だ。ふざけるなと。ソースコードを返せと。私はもう使うつもりはないが、私のクライアントを使っていた方々に申し訳ない。サービスが維持されるのであればソースコードを公開しても良かったからだ。

私はLINEも使っていないし、今後LINE関連のサービスも使わない。


あぁーハラ減った。