ゴミ箱の中のメモ帳

まだ見ぬ息子たちへ綴る手記

GitHubの学割アカウントを作成

先日に「PyCharmの学割アカウントを購入した」で学生特権を活用した。それと同時にもうひとつ学生特権を申請していたものがある。

まず私はGitではなくMercurialをよく使っている。使い始めた理由としてはいくつかあるが、両方共使ってみた感覚ではMercurialがコマンド体型がシンプルで明確でわかりやすく使いやすい。そして何よりPythonで書かれているためにhg serveなど、デフォルトのままで便利なツールが利用できる。フックも書きやすい。

だがそんな私でも時代の波には逆らえず、「GitHub納品」などわけのわからない依頼に振り回されることがありGitとMercurialを併用せざるをえない状態が続いてた。

そして最近は併用はしんどくなり仕方なく私用リポジトリもGitで組むようになった。MercurialならBitbucketを使うと便利なのだが、GitならGitHubがやはり便利だ。GitHubの台頭で「GitHubからのダウンロード方法なら知っている」と言う方も多い。

だがGitHubの利用プランではFreeプランは無料である代わりにプライベートリポジトリが使えない。一時期にMicroプランを契約していたこともあったがプライベートリポジトリを5個使うために月額7ドルはゲロが吐ける。

GitHub実践入門 ~Pull Requestによる開発の変革 (WEB+DB PRESS plus)

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ということで学生特権を利用してGitHubの学生割引を利用することにした。利用にはPyCharmと同じくいくつか条件があるので制限を確認して欲しい。

GitHubの学生割引は数年前からあるが、最近に学生パックとしてGitHub以外のサービスも巻き込んだ割引パックも先日にリリースしたので興味がある方はそちらも確認して欲しい。私は今の所GitHubを利用したいだけなのでパックではなくGitHubの学生ディスカウントを利用した。


GitHubの学生ディスカウントのページはわかりづらいが、こちらのページになる。

https://education.github.com/


これもこのページの指示に従い作業を進めていけばいい。内容は非常に単純だ。

そのページにある'Request a discount'をクリックすると申請ページに遷移する。ログインしていない場合はログインが必要になるし、アカウントを持っていない場合は先に作成する必要がある。「学生アカウントを取得」するのではなく、「アカウントに学生割引を適用する」と言う流れになる。また、学生メールアドレスを先にアカウントに追加しておくと手間がかからない。


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このページでまずは自分の割引タイプを選択する。私は放送大学生なので学生で個人だ。個人ではなく組織の場合は個人プランではなく組織プランの割引が適用できる。


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次には自分の情報を入力する。このページでは「名前」、「学生メールアドレス」「学校名」「卒業年」「学生プランを利用する理由」が聞かれるので入力する。学生メールアドレスで学生の認証が行われるので、アカウントのプライマリメールアドレスではなく学生メールアドレスを選択する必要がある。ここから追加することもできるが、追加しても反映されなかったので再度手順をやり直す必要があった。

学校名は放送大学学園の英語名「The Open University of Japan」と(私は)入力した。卒業年は見込みがまだわからないので、最長期間である10年の2024年としておいた。ここで何年を選ぼうとも、割引は最大で2年おきの更新となる様子。

難しいのが学生プランの利用理由だ。私は「私的な勉強とプライベートリポジトリを仲間との研究に使うため」としておいた。GitHubの学生割引は手動認証になるようなので、この理由付けが最も大事になるかと思う。あまり難しい説明をすると私の英語力では伝わらない可能性があるので簡単に書いたが、英語力がある方はきちんと理由を書いたほうがいい。


この申請を10月21日の午前0時に行ったが昨日昼時点で返事が来ておらず、申請が行えてなかったのかと思って昨日昼に再度申請をした。そうすると本日午前6時半には返事が来た。申請できていなかったのか学生パックのせいで申請が殺到して遅延しているのかはわからないが、きちんと申請完了画面を確認しておいたほうが良い。申請しても申請確認の自動メールは送信されてこないので完了画面を確認しておく必要がある。

ちなみに日本とサンノゼではサマータイム中は-16時間(サマータイム外は-17時間)の時差があるので、日本時間の午前2時がサンノゼの午前10時になり基本的に日本の夜中から昼までが対応時間となる。GitHub社の対応がサンノゼなのかサンフランシスコなのかその他なのかはわからないが、昼にメールを送っても時差の関係で数時間で対応されることはないことを認識しておく必要がある。


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そして、本日に申請が承諾されたのでGitHubアカウントにマイクロプランが適用された。2年間7ドルの割引が効いている。

学生特権うれしいです。